台湾一周自転車の旅

14日目 台南-嘉義

2010年01月31日 晴れ

台湾地図 出発です。台湾一周自転車の旅、最終レーン(台南-台北)は旧正月前にスタートです。毎回約1週間の自転車旅行を終えると、台北へ戻り仕事の毎日になるわけですが、時間がたってしまうと台湾一周自転車の旅への意欲が少しずつ失われていきます。前回の旅から1ヶ月経っていますが、台北での生活は放っておいて、旧正月前に最終レーンを終えなければいけません。借りのあるまま旧正月を迎えることはできません^^!!

 今回は会社の日本人スタッフも、僕を激励するために南部まで来てくれました(でも本当は台南へ行って遊ぶ理由がほしかっただけみたいです。ADIA頑張れと励ますフリをしているだけです。僕はちゃんと気づいているのです)。

 彼らの目的がなんであろうと、人が多いとそれは嬉しいです。僕たちは車をレンタルして台南から嘉義へ行く準備をしました。グルメでもきれいな景色でも、日台連合大作戦。旅々台北の男子チームが一丸となり、運気を呼び込みます!!

台南のグルメからスタート

 11時42分、2人の日本人スタッフと一緒に南部へ向かう列車に乗り込みました。座席番号は僕の誕生日と同じ。台南グルメ旅行の始まりです。気心知れた仕事仲間に0621というラッキーナンバーがあるし、今日は絶対にいい1日になること間違いなしです。

 到着すると僕らは迷うことなく台南醫院前の美食廣場へ向かいました。その様子は、バイオハザードで獲物を見つけよだれを垂らしているゾンビのようでもあります。まさに「人為財死、鳥為食亡(人は金銭で身を滅ぼし、鳥は餌のために身を滅ぼす)」なのです。

  • 台湾鉄路の切符
  • 台湾鉄路の切符
  • 台南駅
  • 台南駅
  • 新營駅
  • 新營駅
  • 美食廣場
  • 美食廣場

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周氏蝦捲

 台南醫院前の美食廣場はここ数年にできあがったスポットです。台南の色んなグルメが1ヵ所にぎゅっと集まっています。中でも有名なのが「周氏蝦捲」。そして台南に来たら絶対に食べなきゃ損という「安平豆花」など。軽く食べるのもがっつりお食事するのもどちらもOK。とても便利なところです。

 僕らは周氏蝦捲で前菜として招牌的蝦捲(100元/4個)、香菇肉飯(40元)、小皿料理に花枝丸を注文しました。しっかりと味がしみ込んだシイタケと豚肉が白ご飯の上にのっかった香菇肉飯をほおばり、わさび醤油をつけた蝦捲をがぶり。最高~。ふと食べたくなる台南の味ってやっぱりこの味です!!周氏蝦捲は本当においしくて、ちょっと食べるだけのつもりがたくさん注文してしまいました。

  • 蝦捲
  • 蝦捲
  • 香菇肉飯
  • 香菇肉飯
  • 花枝丸
  • 花枝丸
  • ゆで野菜
  • ゆで野菜

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安平豆花から咖啡客運で恋愛おみくじ

 蝦捲で胃を起こし、休む間もなくすぐにお隣の「安平豆花」へ突入。僕ら3人はそれぞれ違うものを頼みました。珍珠豆花、鮮奶紅豆豆花、綠豆紅豆傳統豆花。1人1つ、あなたが一口僕が一口。グルメな交流で唾液も一緒に交流します(;^_^A とびきりおいしい豆花の中には気持ち悪い唾液が入っていますが、おいしさを味わうためにそれも飲み込まなければいけないのです。伝統的な作り方で作られた安平豆花の豆花は濃厚で昔ながらの味。トッピングの小豆も香りがいいです。立って食べても座って食べても寝そべって食べても、はまってしまう旨さです。

 蝦捲と豆花の次は咖啡客運でコーヒータイム。バスがテーマの咖啡客運は、バスをデザインしたカウンターがとってもキュートです。店内の椅子や壁の飾りなど、バス関連のデザインがほどこされています。ここでちょっと女々しくローズラテを注文し、3人でおしゃべりをしていました。と、日本人スタッフの1人が恋愛おみくじに挑戦したのですが、おみくじには「お金と時間あり。思いやりの心もあり。が、オタクの気質があり積極性に欠けるため、恋愛困難。」と出ました。女性のみなさん、恋人募集中で、身長と顔にこだわらない人は僕に連絡をください。ここにとっても人のいい男性があなたを待っています^^

  • 香濃鮮奶豆花
  • 香濃鮮奶豆花
  • 傳統珍珠白豆花
  • 傳統珍珠白豆花
  • 竹炭黑豆花
  • 竹炭黑豆花
  • 安平豆花
  • 安平豆花
  • 咖啡客運
  • 咖啡客運
  • 咖啡客運
  • 咖啡客運
  • ローズラテ
  • ローズラテ
  • 恋愛おみくじ
  • 恋愛おみくじ

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中崙の伝統菓子と自來香餡餅

 おみくじを引いてしまった人が、テンションが落ちてきたようなので、気分転換に僕らはドライブに出かけることにしました。台南から北へ向かって走ることにしたのですが、途中の中崙というところは伝統お菓子の紅龜糕が知られています。中崙ではかつて半分以上の住民が昔ながらの手法で「炊粿」を作っていたそうです。しかし時の流れと共に今ではそのお菓子を作る家は数軒のみとなってしまいました。ガイドブックでも紹介されている「粿仔伯」のところでご主人に向かって気前よく「ご主人、全種類1つずつちょうだい。現金払いですぐ食べるからそのままちょうだい!!」といいました。小豆でもタロイモでも、とてもおいしかった。残念だったのは評判になっていた紅龜糕が食べられなかったこと。この紅龜糕は廟で祭事がある時にだけ作るんだそうです。心優しいご主人は紅龜糕が食べられなくてがっかりする僕を見て、他のお菓子をくれました。台南の人って本当に親切で気前がいいんです。

  • 紅豆粿
  • 紅豆粿
  • 雙糕潤
  • 雙糕潤
  • 中崙粿仔伯
  • 粿仔伯
  • 中崙粿仔伯
  • 中崙粿仔伯

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 甘いものを食べたら塩気のあるものが食べたくなります。なのですぐに台南善化へ向けて出発しました。同行の日本人スタッフがそこにはおいしい餡餅があるというから。カーナビを頼りに善化駅付近の廟の辺りまで行くと、遠くに「自來香餡餅」という長蛇の列が出来ている小さな屋台が見えてきました。豚肉、牛肉、シーフード、ネギもち、どれも20元です。それほどボリュームはありませんが、具は丁寧に作られています。一口噛むと肉汁があふれ出て、おいしさは最高の星5つレベルです。毎日数百個売れているそうで、遅めに来ると売り切れで食べられませんよ!!

  • 豬肉餡餅
  • 豬肉餡餅
  • 調理中
  • 調理中
  • 雞肉餡餅
  • 雞肉餡餅
  • 自來香餡餅
  • 自來香餡餅

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休憩

 お昼の蝦捲から餡餅まで、数えてみるともう5軒もはしごしています。ちょっと休もうと嘉義の北回歸線紀念碑の辺りをぶらぶらし、写真を撮ったりして消化を促していました。北半球の亜熱帯に位置する台湾は、花蓮と嘉義に北回帰線が通っているので、どちらにも北回歸線紀念碑が1つずつあります。夕暮れ時、太陽が山を下りる前、UFOのような記念館にオレンジの夕焼けに紫色の空が背景となり、印象深い風景を作り出しています。奇抜な外観の記念館は地球に着陸したUFOのようで、撮影好きの僕らには見逃せないスポットです。北回歸線紀念碑の前では両足で北回帰線をまたぐと、左右で違う気候なんだと不思議な気分になります。

  • 記念館
  • 記念館
  • 記念館
  • 記念館
  • 北回歸線紀念碑
  • 北回歸線紀念碑
  • 撮影中
  • 撮影中を撮影中

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嘉義の噴水鶏肉飯と夜市

 歩き回りはしゃぎまわったらお腹も空いてきました。嘉義市の大啖圓環そばにある名物の鶏肉飯を食べようということになりました。この有名な「噴水雞肉飯」へは以前日本人スタッフと一緒に取材をしたことがありますが、脂がほどよくのっていて柔らかい鶏肉にタレをかけて、それを白ご飯にあわせて食べるこのお店の鶏肉飯は、一度食べたら忘れられない味です。ポイントは「鶏肉飯」ではなく「鶏片飯」。スライスした鶏肉をご飯にのせています。鶏肉飯は細く裂いた鶏肉を使っていますが、鶏片飯(50元)は鶏肉のスライスが主役。食感が全く違うんです!!

  • 鶏片飯
  • 鶏片飯
  • 蓮の実
  • 蓮の実
  • 噴水鶏肉飯
  • 噴水鶏肉飯
  • 噴水鶏肉飯
  • 噴水鶏肉飯

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 噴水雞肉飯は嘉義の圓環のすぐそばにあります。そして付近にはにぎやかな嘉義文化夜市が続きます。僕らはもうお腹いっぱいでしたが、せっかく来たのだからと見てみることにしました。夜市内にはおいしそうな庶民グルメがいっぱい。見てるだけでよだれが垂れそうなほどの魅力です。誰が言い出したのかはわかりませんが、僕らはカキ氷を食べることにしました。嘉義の物価は安くて、ビックサイズのイチゴミルクアイスクリームカキ氷がたったの45元。台北ではありえない価格です。おいしすぎるこのカキ氷は、大粒イチゴに氷、そしてストロベリーアイスクリームをあわせたもので、3人で食べてちょうど言いぐらいのボリュームです。

 カキ氷を食べ終えると、僕らのお腹はもうパンパン。でも不思議なことに、ずっと食べ続けていると中毒のように止まらなくなるのです。イチゴカキ氷完食の後も、クレープや阿里山愛玉や花蓮の麻糬などを胃袋に収め、1日で合計10店分のグルメを堪能し、ようやく終了となったのです。日台グルメ連合大作戦は、気持ち悪いぐらいの満腹感で幕を閉じました。

  • イチゴミルクアイスクリームカキ氷
  • イチゴミルクアイスクリームカキ氷
  • クレープ屋台
  • クレープ屋台
  • 阿里山愛玉
  • 阿里山愛玉
  • 花蓮の麻糬
  • 花蓮の麻糬

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14日目のADIAデータ

走行距離
0km(車で移動したので)
消費総額
0元(全部会社の経費)