レストラン

レストランについて

 一度台北を訪れた方は、レストランの多さと、そのバリエーションに驚かれたことでしょう。街角の屋台から超高級店まで、台北には無数の「食べ物屋さん」があります。ここで、それらを分類しておきましょう。

最高級店

怡園(台北西華飯店内)
怡園(台北西華飯店内)

 1人当たりの予算がおおむね3,000元以上で、ランチでも1,500元前後のお店です。一般的には料理はコースで出されることが多く、大皿で出されることはあまりありません。必ず予約が必要です。また、個室を備えていて、会社の接待や家族の記念日など、特別な集まりで利用されます。観光客の場合でも大人数になるときは個室を予約しておくことができます。

 スタッフのサービスも行き届いていて、日本人が不愉快に思えるような行動はまずありません。このクラスでは日本語メニューを備えているところも多いです。


高級店

湖南料理 彭園
湖南料理 彭園

 ガイドブックに掲載されることが多い、日本人観光客が多く訪れるお店で、一人当たりの予算は1,000~2,000元くらいになります。地元の人は、会社やグループでのパーティなどでよく利用しています。一般的には、大皿で出された料理を、各自で取り分けて食べます。個室を備えているところもあります。予約がなくてもは入れますが、人気店では待たされることも多く、利用日時が決まっているときは、予約を入れるのが無難です。なお、フカヒレなどの特別高価なものを注文すると、一人3,000元以上になることもあります。

 このクラスのレストランでは、スタッフのサービスはフレンドリーでも、洗練されていないところがあります。日本のように、マニュアルに従った几帳面なサービスは求めないようにしましょう。日本語メニューがある店も多くあります。

一般的なレストラン

台湾海鮮料理 北海漁村
台湾海鮮料理 北海漁村

 1人当たりの予算が300~1,000元程度のレストランで、地元の人も日常的に利用します。このクラスのレストランでも名店と呼ばれるお店がたくさんあります。予約なしでは待たされることもあるので、できれば予約しておきましょう。サービスが適当で大雑把な店もありますので、神経質な人には向かないかも知れません。また、店が開放されていて、歩道と一体になったような店もあります。

 日本語が通じたり、日本語メニューがある店もあります。


カフェ

師範大学近くにあるカフェ ア ラ モード
師範大学近くにあるカフェ ア ラ モード

 台湾でカフェというと、ドリンク類だけではなくしっかりした食事メニューが揃っているところがほとんどです。料理のジャンルは、台湾風、アメリカ風、イタリアン、日本風などさまざまです。多くのお店ではメイン料理にいくらかプラスしてセットメニューにできます。ブランチやアフタヌーンティのメニューを揃えているお店もあります。一般的に日本語メニューはありませんが、メニューに英語が書かれているお店がほとんどです。

 いろいろと趣向を凝らしている店が多く、カフェ巡りも台湾の楽しみの一つです。


自助餐・ビュッフェ

食べ放題の火鍋店 MK
食べ放題の火鍋店 MK

 自助餐は、自分で料理を取ったり、並んでいる料理を指定して盛りつけてもらい、最後にレジでお金を支払うスタイルの店で、一食分が100元以内で収まることが多く、地元の人が日常的に利用しています。

 ビュッフェはいわゆる食べ放題の店で、庶民的な店から高級店までいろいろなジャンルの店があります。鍋料理や焼肉店でもビュッフェスタイルの店があり、具材や食材が食べ放題です。予算は500元程度の店が多いのですが、高級店では2,000元程度するところもあります。


屋台

士林夜市の屋台
士林夜市の屋台

 台湾旅行の魅力の一つがB級グルメ。B級グルメなら屋台ですね。屋台といっても、夜市の屋台をはじめ、街角にトラックで乗りつけて開店したり、通りにテーブルと椅子を並べたり、ビルの隙間にあったりと、実に様々です。何年もの歴史のある屋台やチェーン店の屋台などもあり、人気店では行列ができます。



レストランの選び方と予約

お店の選び方

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 台湾の高級レストランでは珍しい食材、選び抜かれた食材、凝った調理法、華麗なインテリアなどが売り物です。しかし、高級レストランの料理が美味しくて、安いレストランの料理はまずい・・・と決め付けることはできません。料理の値段は、原材料の値段と調理の手間にほぼ比例しているので、同じ材料を使い、同じ手順で調理した料理は、どのレストランでもほぼ同じ値段になります(高級店ではインテリアなどにお金をかけているので若干割高になります)。

 予算に余裕があるのであれば、上海料理や広東料理の高級店を利用すれば、当たり外れはあまりないと思います。逆に、台湾料理の安いレストランでは好き嫌いが大きく分かれる料理があり、最初に嫌いなものにあたってしまうと、全体的な印象まで悪くなってしまう人もいるようです。

 料理は一人一人味の好みが違うので、やはり「食べてみないと分からない」ところがありますが、台湾のレストランは日本と比べると比較的安いので、もし好みに合わなかっても、気分を変えて別のお店に行ってみよう・・・というスタンスでグルメを楽しんでください。

 屋台では安全のために、火を通していない料理を避け、できるだけ大勢の人が集まっている店を選びましょう。特に夏場は高温多湿のため、食べ物の傷み方も早くなります。人気のない屋台ではしばらく作り置いたものが売られていることもあるので注意してください。

予約

 台湾でも特に台北ではレストランの予約は一般的です。夕食でレストランを利用するときは、できるだけ予約を入れるようにしましょう。日本語で予約できる店もありますし、ホテルのコンセルジュに頼むという方法もあります。旅々台北でも、日本出発前に予約できるコンセルジュサービスを提供しています。

・旅々台北 コンセルジュサービス

 夕食で混雑する時間帯は午後7時~午後8時なので、この時間帯を外せば予約なしでも大丈夫なことがありますが、人気店では長く待たされたり、入店を断わられることもあります。なお、予約は受け付けず、先着順のみというレストランもあります。

利用テクニックとマナー

できるだけ大勢で行こう

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 中華料理は一般的に、大皿で出てきた料理を取り分けます。そのため、いろんな種類の料理が食べたかったら、大勢で行くに限ります。地元の人は、一人でいく店、2人で行く店、3~4人で行く店、大勢で行く店・・・のような感じで使い分けているようです。もちろん、どんなお店でも、一人で行っても、二人で行っても大丈夫です。少人数のときは、大皿ではなくコース料理がある店を選ぶという方法もあります。

入店時

 高級レストランでは、エントランスで予約の有無や利用人数を尋ねられます。日本語が分かるスタッフがいなくても、殆どの場合なんとかなります。その後、係員が席に案内してくれます。テーブル席のあるレストランでは、自分で勝手に席につかないようにし、係員の誘導に従うようにした方がよいでしょう。

席に着いたら

 テーブルに小皿料理が並んでいることがありますが、これはサービスではないので、不要なときは下げてもらいましょう。

 高級店ではお茶も有料の店があり、その場合はメニューに書かれています。そうでなければテーブルに置かれているお茶は無料です。

 メニューを見てオーダーしますが、店のスタッフが本日のおすすめ料理を推薦してくれることがあります。近くのテーブルを観察して、多く注文されている料理があるかどうかを確認するのも一つの方法です。

オーダーの基本

オーダーはバランスよく
オーダーはバランスよく

 中華料理のオーダーにはルールがありませんが、慣れるまでは以下のようにすると間違いありません。

(1) 頼む料理の数は人数プラス1皿と、スープか野菜料理
 たとえば、4人連れなら5品+スープか野菜料理。女性だけならこれで十分お腹がいっぱいになります。もし足りなかったら追加注文すればよいのです。チャーハンや麺類を注文しないときは、白飯を注文しましょう。

(2) 料理の材料と調理法にバラエティを持たせる
 海鮮、豚肉、鶏肉・・・というように、いろんな材料と調理法を選ぶようにするとよいでしょう。

(3) お店の人とよく相談する
 日本語が通じるお店では、スタッフに気軽に相談してください。その日しかない材料や、特別な味付けなど、いろいろ相談に応じてくれます。

(4) デザートやフルーツ

 中級以上のレストランでは、デザートやフルーツがサービスされるとこともあります。

支払い

 一般的には日本と同様にレジで支払いますが、中級以上のレストランでは係員をテーブルに呼んで清算することもあります。屋台や庶民的な食堂では先払いのこともあります。中級以上の店ではクレジットカードが使えることろも多くあります。

 サービス料として10%程度別に必要な場合や、最低消費金額が設定されていることもあります。

飲酒

 レストラン内の飲酒も特にマナーはありません。一般的に、台湾のレストランではお酒の種類は多くありません。中級以下のレストランでは、自分でビールを冷蔵庫から持ってきて、後で清算ということもあります。屋台ではお酒は置いていないのが普通です。

マナー

 よほど特別なレストランでなければ、ドレスコードはありません。ただし、汚れすぎたり破れたりしていて、お店の雰囲気を壊すような衣服は避けるようにしてください。

 台湾では余った料理は持ち帰ることが多く、ほとんどの店では持ち帰り専用の容器を用意しているところもあります。

 また、台湾ではレストランは全面禁煙です。

お国柄

 台湾では、よほどの高級レストランでなければ、日本のように洗練されたマナーとサービスをスタッフに求めることはまずできないと思って間違いありません。お店の片隅でスタッフがわいわい騒いでいたり、お茶をこぼしたり、目の前でお皿を重ねて片付けたりというようなこともよくあります。逆に、きっちりマニュアル通りのサービスしかできないということもありません。

 たとえ高級店でも、お客がわいわいがやがや騒いでいることがあります。郷に入れば郷に従えの心構えを持っておくとよいでしょう。

行きたいお店に確実に行ける、コンセルジュサービス

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