タクシー

黄色に塗装されているので一目で分かる
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 台湾のタクシーは全てメーター制で、自動ドアでないことを除けば日本と基本は同じです。

 台北市内は流しのタクシー量がとても多く、うまく利用すれば行けない所はありません。料金はとてもリーズナブルで、運転手さんも親切です。ボディは黄色に塗装されているので、遠くからでも一目で分かります。

 台北以外では、高雄や台中などの大都会の中心部では流しのタクシーが簡単に拾えますが、郊外や中小都市、田舎ではほとんどタクシーがいないので要注意です。駅などで乗りこむときに、あらかじめ運転手の携帯電話番号やタクシー会社の電話番号を聞いておいたり、チャーターするなどの工夫が必要です。

タクシー利用5原則

  1. 小銭を用意しておこう。
  2. 行き先(住所)を書いた紙を用意しておこう。
  3. ドアは自分で開閉しよう。
  4. シートベルトは必ず装着しよう(全席装着義務があり罰金対象です)。
  5. 客引きしているタクシーは敬遠しよう

料金

 都市により料金が異なります。台北市は比較的安く、地方都市では高めになります。

 台北市内の場合は初乗り70元で、距離時間併用制です。目安としては、台北駅から台北101まで順調に走れば200元くらいになります。
深夜割増プラス20元(23時~翌6時)
*2015年10月1日より12~15%値上がり。

 ガイドブックなどに、車のトランクに荷物を積むと追加料金を取られる、というようなことを記載している場合がありますが、そのようなことはありません。ただし、トランクに運転手の私物がいっぱい入っていることもあるので、大きな荷物がある場合は、ステーションワゴンタイプのタクシーを選びましょう。

車の選び方

 運転手さんの多くは、フレンドリーで親切なのですが、全てのタクシーが安全で確実とは言い難いのが残念なところです。非常に乱暴な運転(時には日本人の一般的想像を遙かに超える)をするタクシーや、わざと遠回りしたりする運転手もまれにいます。不安を感じたときは、すぐに降りるようにしましょう。ただし、台北の交差点は左折禁止のところが多く、大きく迂回しなければならないことがあります。これを遠回りと勘違いしないようにしてください。

 良いタクシーを選ぶコツは、とにかく見た目の綺麗なタクシーを選ぶこと。見た目とは車の新旧ではなく、ボディにぶつけた後やキズが多いかどうかということです。地元の人たちも実践しているので、ある程度効果的な判別法であることは間違いないでしょう。道ばたで手をあげる際、走ってくる車が綺麗かどうかをちゃんと確認し、その車に向かって手をあげるようにしましょう。目的外の傷だらけのタクシーが割り込んで来て止まることがありますが、遠慮はいりません。手を振ってあなたの車には乗らないと意思表示し、さっさと目的の綺麗なタクシーに乗ってしまえばいいのです。タクシーの車両はほとんどが運転手の個人持ちなので、日ごろから手入れをしていそうな車だとまず安心です。

 また観光地など、外国人が多いところでは、客引きをしているタクシーの場合、中にはメーターを動かさず、法外な料金を請求してきたり、裏で繋がっているお店に連れて行かれたりすることもあるようなので、そういうタクシーは避けて、車列を作って客待ちしているか、流しのタクシーを拾うことをお勧めします。

*ご注意ください!

台湾では地元の女性であっても一人で乗車する際は、55688(台湾大車隊)と呼ばれる無線タクシーを利用する人が多いようです。女性お一人でのご利用は避けた方が無難でしょう。必要な場合は、ホテルやレストランで手配をお願いしましょう。


おすすめのタクシー会社(中国語のみ)

  • 台湾大車隊 TEL:405-88-888、携帯から55688 
  • 大愛計程車 TEL:(02)8787-3002

乗り方

 タクシーが止まったら、自分の手で後部座席のドアを開けて乗り込んでください。もちろん乗ったら自分で閉めることも忘れずに。3名以上の場合は助手席に乗っても問題ありません。

 後部シートも含め、全席シートベルト着用が義務づけられていますから、座ったら全員必ずシートベルトを締めてください。シートベルトを装着していないと、罰金を取られることがあります。一般的なタクシーは運転手を入れて定員5名です。

行き先

 乗ってから行き先を告げますが、ガイドブックに書いてあるカタカナを読んでもまず通じません。紙に行き先の住所を書いて見せるのがベストです。夜暗いときは見にくいので、大きくはっきり書いておきましょう。また、地図はあまり理解してもらえません。

 台湾では通り名がそのまま住所になっており、番地も道の両側で奇数偶数に分かれている上に、住所表示もきちんとされているので、安心して任せましょう。ただし、目的地が小さな路地の中だったら、路地の入り口で降ろされることもあります。

支払い

料金はメーターで確認しよう
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 目的地に到着したら、自分でメーターの金額を確認して料金を支払います。たくさんのお釣りを用意していないタクシーもありますから、できるだけ小銭を用意しておくとよいでしょう。

 タクシーを呼んでもらったり、行き先によっては、料金がプラスされることがあります。これは出迎えや帰路にかかる費用、高速道路料金などが含まれるためで、あらかじめ追加料金がいくらになるかは教えてもらえます(ただし中国語です)。
台北市内では料金改訂により以前の深夜料金が現在の通常料金になったため、旧式のメーターでは日中でも深夜料金と表示されていますが、これは正常です。深夜料金はメーターの表示料金に所定の額を加えて支払います。

降り方

 降りるときも自分でドアを開けますが、後ろからバイクなどが走ってきていないかを必ず確認してから開けるようにしてください。台北市内はバイクが非常に多く、車の隙間を縫って爆走してきますから、特に注意が必要です。また、運転手側のドアからは降りないようにしてください。

 降りたらドアはしっかりと閉めてください。日本人は自動ドアに慣れているので、締め忘れが多いようです。

バス

 台湾では都市部でも郊外でも路線バス網が発達していて、市民の重要な足になっています。台北市内はバス路線が縦横無尽に張り巡らされていて、乗りこなせれば、強力な「足」になります。慣れてしまえば便利に使える交通手段ですので、時間に余裕があるときにチャレンジしてみてください。

長距離バス

 長距離バスは、便数が多い上に値段も安いので、手軽な移動手段として利用されています。台北市内から長距離バスに乗るには、台北駅近くにある数ヶ所のバスターミナルや、MRT市政府駅に隣接したターミナルから発車する便が多いのですが、行き先によってバスターミナルが異なるので、事前に調べておきましょう。台北郊外行きのバスではEASY CARD(悠遊卡)も使えます。乗車と下車の際、それぞれ機械にタッチしてください。

台北エリアの市内バス

バス停にある路線図
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 台北エリアでは台北バス路線検索システム(http://www.taipeibus.taipei.gov.tw/)などで路線を調べることができます。また、バス停には路線図が掲示されているので、それを見ると自分の行きたい所に行くバスが来るかどうかを調べることができます。Google map(https://maps.google.com.tw/)でもバス路線を調べることができます。

 バス停には時刻表はありませんが、路線図や待ち時間を示す電光掲示板があり、何分間隔で運転されているかが掲示されています。いつまで待ってもバスが来ないときは、運休や特定の時間しか運転されていないこともあるので、注意してください。

乗車

 路線図で乗車するバスの系統番号を確認しておき、そのバスが来たら手を上げて乗車の意思を示します。手を上げないと通過してしまうので、はっきりと分かるように手を上げましょう。

 バスに乗るときには、料金が先払い(上車)か後払い(下車)かを確認し、先払いのときは料金を払います。詳しくは、次の料金の支払い方法を読んでください。

料金の支払い方法

運転席周り
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 台北の市内バスは、段票制です。

 段票制とは、決められたブロックの範囲内で乗車下車するときは1段、ブロックをまたぐと2段というように計算します。2016年1月現在、1段は15元です。
*2016年3月から16元へ値上げ

 乗車するときに、車内の掲示を確認し、「上車収票」か「下車収票」かを調べます。「上車収票」であれば、乗車時に料金を支払います。また、下車するときにも同様に調べ、「下車収票」であれば下車時に料金を支払います。

 ただし、ブロックが切り替わる付近では緩衝区間が設定されていて、その区間では2回支払う必要はありません。

 さらに緩衝区間では運転手が札をくれたり、途中でブロックが2回切り替わる3段票があるなど、分かりにくいケースがよくあります。地元の人でも乗りなれていない路線のバスに乗るときは右往左往しますので、間違って多く払ってしまってもいいや、くらいの気持ちでいるとよいでしょう。

上車収票 下車収票
乗車時に支払う 下車時に支払い
  緩衝区間  
  この区間内では2回支払う必要はない  


 運賃の支払いは現金かEASY CARD(悠遊卡)で行います。現金の場合、おつりは出ないのと両替ができないので、あらかじめ小銭を用意しておく必要があります。

下車

 新しいバスでは車内に電光掲示板があり、次のバス停が表示されますが、古いバスではそのような設備がないので、車内アナウンスで下車するバス停を確認します。降りたいバス停が近づいてきたら、下車ボタンを押して下車の意思表示をします。

運転免許

 台湾では国際免許証は通用しません。台湾で車やバイクを運転するときは、日本の運転免許証を中国語に翻訳したものが必要です。翻訳は日本自動車連盟(JAF)の各支部で行ってくれます。この翻訳文は運転免許証が更新されるまで有効ですので、渡航の都度翻訳文を作り直す必要はありません。なお、1年以上台湾に滞在する場合は、台湾の運転免許証に切り替える必要があります。

詳しくは、日本台湾交流協会の運転免許証のページをご覧ください。

レンタカーやレンタルバイク

  運転免許証の翻訳文があれば、台湾で車やバイクを借りることができます。ただし、地方ではこの制度を知らなかったり、外国人には貸出していない業者もあるので注意してください。レンタカーを借りるにはクレジットカードが必要です。

 台湾で運転するときは、台湾の交通ルールやマナーを守らなければなりません。日本と比べると都市部での運転は危険ですので、初めて台湾に行っていきなり車を運転することは控えた方がよいでしょう。

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