| 2004年9月21日 | ||
| 三峽藍染めフェスティバル | ||
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台湾でも静かなブームとなっているのが、藍染め。日本のパラスパレスなど、ちょっとお高めの藍染ファッション・アイテムも人気です。そんな中、レトロ街で有名な三峽で開催されたフェスティバルに行ってまいりました。 三峽は台北市より車で1時間ほどの距離にある、小さな町。戦前は炭鉱の町として栄え、ゴシック様式の壮麗な街並みが当時のにぎやかな様子を忍ばせます。三峽近くの山では藍染めの原料となる藍(蓼科の植物)が豊富に採取でき、また、大きな河が流れ、染物には欠かせないキレイな水に恵まれていたことから、すでに1870年代には多くの染物屋が軒を並べていたのだとか。歴史文物館には明治政府からの表彰状が展示され、三峽の藍染めが高レベルにあったことを物語っています。残念ながら、藍染めは戦後に衰退してしまいましたが、藍染めの街として三峽を町おこししようという気風が高まり、9月11日〜26日の間、第一回目のフェスティバルが開催されることに。中心となる歴史文物館では藍染めの基本知識や、この地での藍染めの歴史を解説し、一周すると藍染め博士に。また、愛好家の手によるドレス、スカーフなどの作品が展示されているのですが、藍色といっても一色ではなく、水色に近い明るい青や、海のように深い青など、その表情は実にさまざま。解説によると藍は防虫効果や、UVカット効果もあるそうで、着るだけで元気になれる素材なのだそう。これは見逃せませんね。 一方、文物館の庭では、藍染DIY教室を開催。おおぶりのハンカチを三角形にたたみ、木のクリップではさんだり、糸で結んだ後に染めると、その箇所だけが白く残り模様になるというカラクリ。アイディア次第で、いくらでも新しいデザインを作り出せることが、藍染めの魅力なのだそう。役場前の広場では、コンサートや民俗芸能の舞台が進行中。藍染め商品を売る屋台もずらりと並んでいるのですが、ハンカチや巾着などの小物がメインなのがちょっと残念です。文物館で見たようなワンピースやシャツは無いの?と聞いたところ、染めから縫いまで、ほとんど手作業での制作になるため、屋台で気軽に売れるような値段ではないのだとか。もっと藍染めが盛んになれば、お値段も安くなるんだけどね・・と、すまなさそうな顔の店員さん。これはぜひとも、三峽の藍染めを応援しなくてはなりません。また、藍の効果を体の中からもとばかりに、藍アイスや藍スープなど、“食べる藍”も開発中なのだそう。これからは三峽の藍染めに、要注目ですよ! 【三峽藍染めフェスティバル】 期間:9月11日〜26日 会場:台北県三峽鎮 歴史文物館周辺エリア HP:http://www.cabtc.gov.tw/Link/2004Indigo/index.swf |
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