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台北日和 2005年3月10日
梅専門店 古意梅舗
 田舎の民家風のしゃれたインテリアに、人の腰までの高さがあろうかという大きなカメ。門の上にずらりと並ぶ大小のカメがひときわ眼をひくこのお店、なんと台北でも数少ない梅専門店なのです。

 レトロで素朴なたたずまいが素敵なこのお店、入るなり、「お客さん、はじめて?うちは梅の専門店なの。梅干に梅酢、梅酒と身体にいいものばっかりよ!飲んでみて。」と懐っこい店員さんと、常連とおぼしきおばあちゃんが声をかけてくれるフレンドリーさ。店内に並ぶカメや瓶を眺め回しつつ、進められるままに出されたドリンクをいただいてみると、むお!濃厚な梅の爽やかさが口いっぱいに広がり、鼻からは梅の香りがふわわ〜ん、と抜けていきます。これは梅酒?と思いきや、店員さんの「これは梅酢よ。酸っぱすぎなくて刺激もないでしょ?整腸作用があるのよ。」という解説を聞いて2度びっくり。酢にありがちなツーンと鼻にくる酸っぱさがないのです。その味わいはあくまでまろやかで甘みさえあります。上等の梅酒をいただいているよう。

 「これも食べてみて」という言葉に促されるまま「紫蘇梅(梅干)」をいただきます。小ぶりの小さな梅干ですが、日本のしょっぱい梅干とは違い、紫蘇と氷砂糖で漬け込まれた梅干はほんのりと甘く、紫蘇と梅の香りが中国茶ともマッチするお茶請けにもぴったりの逸品です。こちらで販売しているのは、梅干(子袋:NT$200、瓶:NT$800)、梅酢、梅酒、梅ジュース(原液)、梅エキスと梅製品がズラリ。しかもそれぞれ最低5年はじっくり漬け込んだり、寝かせたりしたものしか販売しないというこだわりぶり。

 というのも楊オーナーが大の梅好きだから。梅好きが高じて台東に広大な梅農園を購入し、さらに10年前にお店もオープン。肥料や農薬など一切使用せず、自然のありのままに育てた梅を使った商品を販売しているのです。そのため梅の大きさにバラツキはありますが、安全性と風味はピカ一。楊オーナーのこの梅に対する愛情は相当のもので、人は皆彼女のことを親しみをこめて「梅子媽媽(梅ママ)」と呼んでいます。パッケージにもプラスティック袋は使用せず、すべて自然素材の新聞紙やロープといったこだわりよう。ふと、みると日本語の新聞紙が使われていたりして・・・。日本でお洒落雑貨に英字新聞を使用したりするような感覚でしょうか?

 さて、台北でも珍しい梅専門店、なんと当日朝までに予約をすると、梅づくしの健康ランチセット(NT$150)も楽しめるとか。夏場は夏季限定で特製梅アイス(NT$25)も販売しているそうですので、こちらもぜひチェックしてみてくださいね。

【梅専門店 古意梅舗】
住所:台北市八徳路三段12巷51弄12號
電話:(02)2577-4677、2577-4847
営業時間:7:30-19:30
定休日:毎週日曜日、旧正月
参考価格:梅干(子袋:NT$200、瓶:NT$800)、梅酢、梅酒、梅ジュース(原液)、梅エキスは各NT$800/750cc
交通:MRT忠孝敦化駅から徒歩約15分

※古意梅舗の詳細はこちら:
http://www.tabitabi-taipei.com/html/data/10317.html

※健康ランチセット(NT$150)は、2005年6月より販売終了しました。

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