|
2007年1月19日 |
||
| 新竹駅のクラシック駅舎 | ||
![]() |
なにかと話題を提供する新幹線に影が薄れがちな台湾鉄道ですが、鈍行列車でのゆったり旅もまたオツなもの。台湾には数多くのレトロ駅舎が残っており、それを見学しつつの旅も素敵ですよね。今回はその代表である新竹駅をご紹介。
台北駅を出発した自強號が、新竹駅に到着するのは約一時間後。新幹線の約2倍の時間をかけてのんびりと到着した乗客を迎えてくれるのは、優雅なバロック建築の駅舎です。その美しさから、北部を代表する駅として長年愛されてきました。ちなみに南の代表は台南駅で、装飾が多くヨーロッパのお屋敷のような風格を備えた新竹駅に対し、台南駅は真っ白な外壁が印象的ないかにも南国の軽やかなデザイン。まったく対照的なのが興味深いですね。
新竹駅が完成したのは1913年(大正12年)で、総督府鉄道部に勤めていた松崎万長が設計を担当しました。よほど頑丈に作られていたようで、空襲の被害などを受けながらも改修を重ね、創業100年が近い今でも毎日、数多くの人の利用を見守っています。現存する駅としては最古のものらしく、二級古跡にも認定されています。建築の特徴としては中心の時計搭、前方につきだした大きな車寄せ、車寄せを挟むように設けられた二つの丸窓にご注目。この配置により、駅の正面がちょうど人の顔のように見えるんですよ。 駅正面の中華路を越えたところには昔の線路が移築された公園があり、蒸気機関車の汽笛がボーッ、ボーッと隠しマイクから聞こえてきます。近くの屋台で買った小吃をほおばりつつ、駅を眺めながらかつての新竹に思いをめぐらすのもオツなのものですよ。【新竹駅】 住所:新竹市榮光里中華路2段445號 電話:03-5237441 公式HP:http://service.tra.gov.tw/hsinchu/ |
|
|
|
[バックナンバー] |