2013年11月13日

緩やかな歩調で文化を味わおう 田園城市生活風格書店

※台北日和の記事は遡及調査をしていないので、現状と異なることがあります。
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お店の外観

お店の外観

店内の様子

店内の様子

詩集

詩集

台湾原住民文化の伝承を描いた本とセデック族の布織物

台湾原住民文化の伝承を描いた本と
セデック族の布織物

オーナーの収蔵品

オーナーの収蔵品

店内の様子

店内の様子

店内の様子

店内の様子

 台北の古い街並みが残る大同中山エリアは、先人の文化や歴史が深く刻まれ、新しいものと古いものが融合しながらも文化的な温かな雰囲気を醸し出しています。車や人の往来が絶えない大通りも、一本路地に入ってしまえば、そこには隔絶されたような静けさと、まるで時間が止まってしまったかのような古い建物が残っています。長い歴史の中で、都市がどのように様子を変えても、これらの建物は依然として街角にそびえ、古き良きものの価値がわかる人の訪れを待っているようです。そして同じくこのような雰囲気と文化を持っているのが、今回ご紹介する田園城市生活風格書店です。オーナーのロマンを実現したこのお店は、デザインやアイディア、文化にあふれた出版社兼書店で、展覧空間でもあるんですよ。

  オーナーである陳炳槮さんは、伝統的な出版業界の出身です。1980年代末期、台湾の書籍市場に建築やデザイン関係の書籍がとても少ないことに気付き、友人と共同で出版社を設立して専門書を出版することにしました。この経歴が「園城市文化出版社」の基盤となり、1994年「田園文化」がオープンしました。オーナーは徹底して書籍や文学に対する理想を実現させました。当時からオーナーは、「科学技術の進歩と世の中の歩調は速すぎて、便利である反面、文や書籍、そして概念の伝達はあまりにも粗くなってしまった。しかし、いい作品は時間をかけて磨き上げていかないといけない」と考えていたそうです。このような精神のもと、文化の精神を盛り込んだ素晴らしい書籍を製作しました。またこれらの書籍は内容、写真、レイアウトから装丁に至るまで、これまで比類のない独特性と完全性が表れています。長年の努力によって、出版物は中国語版、英語版、日本語版が制作され、海外でも人気に火がつきました。素人にも理解できる語彙が使用され、そこには台湾独特の文化とスタイルが散りばめられています。

クリエイターズ雑貨

クリエイターズ雑貨

クリエイターズ雑貨

クリエイターズ雑貨

 田園城市生活風格書店は、「田園文化出版社」の概念が実体となって表れています。オーナーは、「書籍も呼吸が必要で、特に消費者との触れ合いが必要です。このような書籍の内容こそ生命力があふれているんですよ」と話していました。そのためオーナーは、オフィスを大通り近くに建て、15坪ほどの空間の開放的な書店を作り上げました。店内はコンクリートでシンプルな雰囲気です。書店で最も重要なのは本棚です。本棚は、買い物カゴにベニヤ板を加えて作られているんですよ。野菜を買うことと本を買うことは生活上不可欠なものなんだということを象徴しています。そして暖かな光りが快適に室内全体を照らしています。本棚の上層は様々なフィギュアが装飾品として並べられています。これはオーナーが公開している長年かかって集めた収蔵品なんですよ。地下室には新しいクリエイター達の最新創作物が展示されています。この空間はオーナーにとって、新しいアイディアを生み出すためには欠かせない場所なんですよ。

 中山エリアを歩くとき、田園城市生活風格書店をあなたの憩いの場にしてみませんか。日本語を話せるオーナーとデザインやアイディアについて語るのもいいし、丹精込めて作られた作品を見るのもいいでしょう。また新しいクリエイターの作品を鑑賞して、記念品を買うのも素敵ですよね。どれもみな台北の文化が深く体験できるすばらしい方法ですよ!
(記者:Allie)

地図

【田園城市風格書店】
住所:台北市中山北路二段72巷6號
電話:02-2531-9081
営業時間:月曜~金曜9:00-18:30 / 土曜~日曜13:00-18:30
定休日:旧暦の正月
交通:MRT雙連駅1番出口から徒歩約2分
URL:http://gardencitypublishers.blogspot.tw/
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