2017年1月4日

精魂込めて作りあげる本物の絶品台湾料理 My 灶

※台北日和の記事は遡及調査をしていないので、現状と異なることがあります。
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[日本語]  
お店の外観

お店の外観

店内の様子

店内の様子

桂圓香雞

桂圓香雞

娘二味

娘二味

オーナーのBEN氏

オーナーのBEN氏

店内の様子

店内の様子

滷肉飯

滷肉飯

 台湾家庭料理レストラン「My 灶」は、にぎやかな大通りの松江路から小さな路地を入ったところにあります。店先に灯った赤提灯の光が目印です。一歩入ると、まるで路地裏の野外宴会に入り込んだかのような気分になる店内は、実際に使用されていた街路灯、学校の脇をイメージした塀のデザインなど、50年ほど前の台湾の様子が見事に造り上げられ、訪れた人たちをとても懐かしく、そしてほっとする気分にさせてくれます。

 2011年にオープンした「My 灶」は、オーナーBEN氏と友人2人で作り上げたレストランです。食べることが大好だというBEN氏は、今までも台湾の飲食業界に携わっており、ついに自分の慣れ親しんだ台湾家庭料理というジャンルに辿り着きました。台湾の家庭料理は、実は手間暇のかかるものが多く、最近は簡単に作れるようにアレンジされることも多くなりましたが、「My 灶」では台湾の古き良き伝統の味わいを守っています。

 「My 灶」を訪れたら、必ずオーダーしたいのは「滷肉飯(80元)」です。飴色の豚肉がつやつやと光る様子は芸術品かのような美しさで、口の中でスーッと溶けていくほどの柔らかさです。タレの中に旨みが凝縮し、一度食べたら絶対に忘れられないおいしさですよ。台湾料理の代表とも言える「滷肉飯(魯肉飯)」は、豚肉の赤身部分も使用する店が多いのですが、伝統的な滷肉飯は、豚肉の皮と脂の部分のみを使用します。まず豚皮、脂を一度油で揚げ、次にエシャロットを加え、二度揚げします。そして醤油などの調味料を加えじっくり煮込み、その後、冷蔵庫で2日間寝かせます。一度冷やして寝かせることにより、脂っぽさが抜け、しつこくなく、何杯でも食べられる滷肉飯が出来上がります。時間や手間がかかるので、今ではこの作り方をするお店もすっかり減ってしまいましたが、真の台湾料理にこだわる「My灶」では、この本物の滷肉飯を味わうことができます。

 お店の一押しメニュー「菜脯肉加腸(台湾風大根の漬物と豚肉、モツの煮込み/480元)」は、新鮮な豚肩ロースを使用し、「菜脯」という台湾の大根の漬物と共に煮込みます。オーナーは、この料理には花蓮鳳林産の2年物の菜脯が最適だと言います。驚くほど柔らかく煮込まれた豚肉に、菜脯の味わいが染み渡って、噛めば噛むほど旨みが出てきます。売切れ次第終了なので、必ず食べたい場合は早めに注文しましょう。

菜脯肉加腸

菜脯肉加腸

清燉牛肉湯

清燉牛肉湯

 「桂圓香雞(龍眼と紹興酒漬け鶏肉/320元)」は、伝統的な中華料理の「酔雞」をアレンジし、龍眼を加えています。龍眼のコクのある甘味は鶏肉を漬けている紹興酒と高相性で、紹興酒の独特の味わいをやわらげ、まろやかにしてくれます。良い香りをまとったプリプリのみずみずしい鶏肉は、前菜や箸休めにちょうど良いですよ!野菜メニューのオススメ「樹子高麗菜」(樹子入りキャベツの炒め物/180元)は、台湾では「破布子」と呼ばれ、香辛料の一種、コルディアの実の漬物を使用したキャベツ炒めです。甘みのある破布子がキャベツの旨みをより引き出している一品です。

 「娘二味(イカと黄ニラの炒め物/360元)」は、台湾語の「とてもおいしい」という言葉とかけて名付けたオリジナル料理で、やわらかなイカとシャキシャキした食感のニラのコントラストが絶妙です。炒める際の火力には細心の注意を払い、ベストな火の通り具合で提供できるようにしています。寒い日に体の芯から温めてくれる「清燉牛肉湯(牛肉スープ/420元)」もぜひオーダーしたい料理です。10種類以上の野菜や果物から出汁をとったスープに新鮮な牛肉を加え、白菜と一緒に煮込みます。やわらかな牛肉にショウガが効いたあっさりスープが大変よく合います。

 「My 灶」の料理は、全てが思わず感嘆の声をあげてしまうほどの完成度で、そのおいしさは一度食べたら忘れられません。台湾に来たら、ぜひ「My 灶」で本当の台湾料理を味わってみるのはいかがでしょうか?
(記者:Mikiko)

地図

【My 灶】
住所:台北市中山區松江路100巷9-1號
電話:02-2522-2697
営業時間:火曜~日曜11:30〜14:00、17:30〜21:00
定休日:月曜日
交通:MRT松江南京駅3番出口より徒歩約1分
URL:https://www.facebook.com/myzhao91/

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