2017年2月6日

100年の歴史を持つ古民家の新しいストーリー 稻舍Rice & Shine

※台北日和の記事は遡及調査をしていないので、現状と異なることがあります。
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お店の外観

お店の外観

1階のショップエリア

1階のショップエリア

2階のレストランエリア

2階のレストランエリア

豚豚香蔥滋味飯套餐

豚豚香蔥滋味飯套餐

茶凍

茶凍

お店の入り口

お店の入り口

お米の展示エリア

お米の展示エリア

 昔、大稻埕の北エリアには米の精米所が集まり、中でも大稻埕の唐家は米の卸業者として名をはせました。「稻舍」は、ここにその時代の様子をリメイクしたお店です。

 1階は台湾各地の小さな農家が真心こめて作ったお米が並べられています。異なる品種ごとに器に入れられ、お客は直接お米に触れたり、香りをかいで、米の品質を見ることができます。また小さな電鍋(台湾の昔ながらの電気炊飯器)を用意して、お客に純粋な米のおいしさを味わってもらえるようになっています。小さな中庭を抜け「米食」の二文字が書かれた暖簾をくくれば、ここで販売しているお米を使用した料理がオーダーできるレストランエリアがあります。窓の外から太陽の光が降り注ぐ2階は、時間の流れをゆっくりと味わうことができます。

 北投にあるレストランの人気料理「魷魚螺肉蒜湯(イカとサザエのニンニクスープ)」から発想を得た「魷魚螺肉蒜燉飯(イカとサザエのニンニクスープリゾット/250元)」は、長い間ずっと「稻舍」の人気の絶えない看板メニューで、廸化街の問屋から買い付けるサザエの缶詰とスルメイカを使用しています。まず、スルメイカを水でもどし、そこにサザエとお米を加え炒めた後、最後にニンニクの芽をトッピングします。たっぷりとサザエのうまみを吸ったご飯は、海の味わいたっぷりで、サザエとイカの味わいが口いっぱいに広がります。ぷりぷりとした食感に、新鮮で柔らかいニンニクの芽を合わせれば、独特の香りが濃厚な海のテイストにマッチして、舌がピンと爽やかな香りを感じ取ります。

 チャーハンの調理法を用いた「豚豚香蔥滋味飯(豚肉ネギチャーハン/280元)」は、オイル漬けのネギ、ソーセージ、パプリカ、塩漬け卵の黄身とご飯が香り良くふんわりパラパラに炒められ、その上に豚肉が層になって敷き詰められています。米粒の弾力がしっかりして、独特な風味に食指を動かされ、食べだしたら止まりません。気が付いたらあっという間に平らげてしまうほどです。

 透き通るほど美しい白米の上に、「稻舍」オリジナルの梅肉ソースをかけた「稻香燻雞回味飯(グリルチキンご飯/300元)」は彩の層が美しい一品です。チキンをグリルする前に、皮に蜂蜜水を吹きかけます。ひと手間かけてサクサク黄金色にグリルされた肉汁たっぷりのチキンは、新鮮で柔らかく、しつこくないのでぺろりと食べられますよ。

魷魚螺肉蒜燉飯

魷魚螺肉蒜燉飯

稻香燻雞回味飯

稻香燻雞回味飯

 セットメニューに添えられたお米のサラダは、単品での注文はできませんが、とても深い味わいで、みずみずしいシャキシャキのレタスに玄米で作ったポン菓子と、パプリカを包んでいただきます。ガブリと食べれば、ポン菓子の軽くて甘い味わいと、淡い香ばしさがレタスのフレッシュさによく合って、シンプルな前菜ながら、とても印象深い味わいです。

 「稻舍」は廸化街の「北街」と呼ばれる北側エリアに位置し、霞海城隍廟を中心とした賑やかな「南街」と呼ばれる南エリア比べるとひっそりとした街並みですが、百年の歴史を持つ貴重な建物が良質な状態でたくさん保存されています。人が少なく、比較的静かなので、のどかでリラックスした時間が流れているかのようです。皆さんも古き良き時代の本当の大稻埕の風景に出会ってみませんか。
(記者:Hana H.)

地図

【稻舍Rice & Shine】
住所:台北市大同區迪化街一段329號
電話:02-2550-6607
営業時間:火曜日~日曜日 10:00-17:30
定休日:月曜日
交通:MRT大橋頭駅1番出口より徒歩約5分
URL:http://www.ricenshine329.com/

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