2017年3月8日

世界チャンピオンのスイーツ ERSTE Patisserie艾斯特烘焙

※台北日和の記事は遡及調査をしていないので、現状と異なることがあります。
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お店の外観

お店の外観

店内の様子

店内の様子

各種パン

各種パン

黃金之冠

黃金之冠

日光左岸

日光左岸

台北甜心

台北甜心

台灣土鳳梨酥

台灣土鳳梨酥

 台湾師範大学付属高校の向かいに位置する「ERSTE Patisserie艾斯特烘焙」は、一見普通のパン屋のようですが、実はそうではありません!オーナー兼シェフである楊嘉明さんとその同僚は、2015年にドイツのミュンヘンで開かれたIBAスイーツ世界大会でチャンピオンに輝いた経歴を持っています。そして2016年にオープンさせた「艾斯特烘焙」は、”ERSTE”(ドイツ語で優勝の意味)を店名とコンセプトにし、アイディアあふれる伝統的な台湾スイーツやパンを作り続けています。

 楊嘉明さんは今でもはっきりと、当時の世界大会の様子が目に浮かぶそうです。この大会を勝ち進み、ドイツや韓国など58カ国の国家代表チームを破るまでの、その血のにじむような努力は言うまでもありません。当時、初戦を通過した後は、楊さんともう一人の同僚の二人で一チームとなり、8ヶ月後の決勝戦に向けて知恵を絞りました。IBA決勝戦は13時間内に、大型の工芸品一つ、国の特色を表現した8インチ(約20センチ)のケーキ、3種類の会議スイーツ、3種類のチョコレート、8個の肖像品を作り出さなければなりませんでした。台湾での準備期間は絶えず食感と外観を修正するだけでなく、ドイツの会場の異なる気候や環境も考慮しなければいけませんでした。

 店頭商品の「黃金之冠(黄金の冠/6インチ980元・8インチ1280元)」は、チャンピオンに輝いた際の品目の一つです。台湾のご当地食材である北港産の胡麻に、愛文マンゴーの果肉を蜜漬けしペースト状にしたものを合わせています。更に日月潭の紅茶、ヨーロッパ産のピスタチオを加えていて、台湾とヨーロッパの食材が見事に融合しています。台湾人好みのさっぱりとした食感になるよう、甘さは控えめにしていますが、7層のメイン食材の味わいはしっかり感じられますよ。

 「日光左岸(日光の左岸/8インチ1280元)」も、優勝した際のケーキです。フランス式タルト生地を底に、コーヒーガナッシュ、アールグレイムース、マンゴーパンナコッタムースを加え、最上層に愛文マンゴーをかけ、新鮮な季節のフルーツをちりばめています。きらめく黄色の外観に、きっと癒されることでしょう。

 マカロンも一味違いますよ。中でも「台北甜心(台北の甘いハート/9個入り450元)」は、台北市政府観光局とのコラボで、日本のファミリーマートでも販売されています。楊さんは研究している際に特別に中の餡を台湾式牛軋糖(ミルクヌガー)に変更しました。このマカロンはラズベリー味でピンク色の外観がとても可愛いのが特徴です。表面には金粉でハートマークが描かれていて、上品さが感じられます。常温はもちろん、冷凍庫に一度入れて解凍して食べるのもおすすめ。牛軋糖の風味がよりはっきりと感じられますよ。

 また、台湾人も外国人も大好きな「台灣土鳳梨酥(台湾パイナップルケーキ/10個入り420元)」は、彰化八卦山産の繊維が豊富で、酸味のあるパイナップルを使用しています。お店では独自に炒めたパイナップルの餡を使用し、冬瓜の餡は加えていません。パイナップルの果肉と香りがはっきりと感じられますよ。外側の生地には台湾産の黒糖を加えています。餡のほのかな酸味と食感が絶妙のバランスを持ったケーキです。

龍鳳酥

龍鳳酥

オーナー兼シェフの楊嘉明さん

オーナー兼シェフの楊嘉明さん

 パイナップルケーキに似ているのが「龍鳳酥(龍眼入りパイナップルケーキ/10個入り480元)」です。オレンジ色のパイナップルの他に、漬けて燻製させた台南産龍眼を加えて混ぜています。同様に外側の生地は黒糖が加えられていて、全体的にもほのかに甘く、フルーツの香りが漂いますよ。

 楊さんの家族三代がベーカリー業に従事していて、更に自身の努力も加わって、その実力はゆるぎないものとなっています。「ERSTE Patisserie艾斯特烘焙」では、シンプルなヨーロッパ風の雰囲気の中で、世界大会チャンピオンの味わいを楽しむことができますよ。
(記者:Stacey)

地図

【ERSTE Patisserie艾斯特烘焙】
住所:台北市大安區信義路三段124號
電話:02-2708-7855
営業時間:08:00-22:00
定休日:無し
交通:MRT大安森林公園駅5番出口から徒歩5分
URL:https://www.facebook.com/Erste2015/

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