2017年3月16日

ご飯の魅力を伝える 葉晉發米糧行

※台北日和の記事は遡及調査をしていないので、現状と異なることがあります。
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お店の外観

お店の外観

店内の様子

店内の様子

ご飯を炊く土鍋

ご飯を炊く土鍋

稻花米果

稻花米果

販売されている食器

販売されている食器

店内の様子

店内の様子

日本統治時代に表彰を受けたトロフィー

日本統治時代に
表彰を受けたトロフィー

 古い建物を改装した店内に入ると、ヒノキの箱に各種台湾産の米がきれいに包装されて入っています。葉晉發が厳選した、信頼がおけて、かつ特色のある農家の人々が販売している10種類の米です。葉晉發米糧行の経営の主軸は米。米の系統や品種、由来についての解説に力を入れています。「台南十六號」は日本のコシヒカリが起源で、コシヒカリのような口あたりや香りが特徴ですが、台湾で栽培されたものなのです。

 お店の建物は1890年代に建てられ、1920年代に葉家によって米のビジネスが始められました。台湾全土の稲穀がここに集められて精米され、白米店に販売されていました。店内には「捷足先登」のトロフィーが飾られています。これは日本統治時代に日本政府が開催した大会で、誰がその年の稲穀を最も早く手にできるかを競いました。農家との関係や米に対する専門知識の深さを表しています。国民政府が台湾に来て、設備の変遷と政策制度の改変が行われるまで、葉家の米穀仲介業は続きました。

 葉家の第五代葉晏庭氏は、「葉晉發商號」というブランドを再び大稻埕のかつての場所に戻そうと、14年かけて昔の建物を修復しました。葉晉發は新しく生まれ変わり、別の方法で多くの人に米の素晴らしさと文化をプロモーションしています。

 お店では米はすべて1合ごとに包装しています。少量ずつなので試しに買って帰るのにぴったりですよ。毎週末3時からは、店内の土鍋で炊いたご飯が振る舞われ、本来の米の香りと味わいを感じることができます。米を炊く土鍋が並べられたバーカウンターの壁には、はっきりとしたロゴがあります。稲と白鷺が翼を広げるイメージに、太陽が描かれ、この建物が昔から持ち続ける精神がロゴに込められています。

 葉晉發米糧行では、閩南、客家、外省、先住民などさまざまな民族の飲食文化も紹介しています。それぞれの文化特有の油、塩、ソース、酢などの調味料が店内に並べられていて、台湾中の異なる米食文化を知ることができます。

 「高雄139」の白米と籾を使った、週末限定の人気スイーツ「乳香蒸烤米布丁(ミルク香る米蒸しプリン/90元)」は、甘すぎず、米特有の澱粉の甘みや香りを感じることができます。「稻花米果(米菓子/25元)」には、白米、籾、黒米があり、持ち歩きにもおすすめのお菓子ですよ。

乳香蒸烤米布丁

乳香蒸烤米布丁

陳列販売されている台湾米

陳列販売されている台湾米

 店内では厳選された食器も販売されています。ご飯を食べるときは、器が気分や食欲に影響を与えることから、台湾ブランドの食器を丁寧に選んでいます。中でも純色のベビー用皿は、台湾の天然孟宗竹繊維と樹枝から作られています。これまでになかったデザインで、どんな家のインテリアにも優しく馴染みます。

 葉晉發は、これからも良質な食材をより良い形で発信し、米の加工食品の研究を続け、米の魅力を広く伝えていくことでしょう。
(記者:Amelie)

地図

【葉晉發米糧行】
住所:台北市大同區迪化街一段296號
電話:02-2550-5567
営業時間:11:00-18:00
定休日:火曜
交通:MRT大橋頭駅から徒歩7分
URL:https://www.facebook.com/yehjinfa/

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