2017年4月6日

本物の台湾茶を提供するサロン(上) 茶ノ助

※台北日和の記事は遡及調査をしていないので、現状と異なることがあります。
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[日本語]  
オーナー張さんによる試飲

オーナー張さんによる試飲

高山茶

高山茶

試飲に使う磁器

試飲に使う磁器

乾燥させた茶葉

乾燥させた茶葉

お茶の違いを感じとれます

お茶の違いを感じとれます

陳列されたお茶

陳列されたお茶

 みなさんは台湾を訪れたとき、自分好みのお茶に出会ったことはありますか。台湾といえばお茶の産地でもあり、またその種類も豊富で、茶芸館もあちこちに点在しています。もちろんその場でたしなむこともあれば、お土産として購入して帰ることもあるでしょう。しかし、私たちが飲んでいるこの台湾茶が、どこでどんな工程をたどって生産されているのか、そして安全なのかを細かく知ることはあまりないかもしれません。

 今回ご紹介するのは、そんなお茶への不安などを一切取り除いてくれる台中にあるサロン的台湾茶屋「茶ノ助」です。他店と異なるのは、まさに“本物の台湾茶のみしか提供しない!”という、オーナー張さんのこだわりにあります。「茶ノ助」で味わえるお茶は本物で、訪れたお客の誰もが、やっと自分好みのお茶を見つけたと、喜んで帰るのだそうです。

 オーナーの張さんは、以前ガイドの仕事をしていました。仕事柄台湾全国を周っていて、ある日縁があって山へ行ったところ、そこで「これだ!」と思うお茶との衝撃的な出会いがあったのだそうです。そして2015年からお茶の仕事に携わり、合わせて40軒以上のお茶屋さんを見て回りました。しかし、実際に本物のお茶が売れてないことにふと気づきます。そこで張さんは、「観光客のためにも、味で勝負した台湾産100パーセントとのお茶を提供したい」と強く思い、2016年ここ台中にサロンをオープンさせました。茶芸館ではなくサロンと強調しているのも、サロンとして世界レベルの台湾茶を提供したいとう思いからなのです。お店には目立った看板はありませんが、看板など無くても口コミで広がり、サロンを初めて訪れた人でもお茶の違いがわかってもらえるようにとの張さんの願いが込められています。

 お店では特に台湾高山茶を中心に取り扱っていて、5種類まで試飲ができます。量と季節によって値段が変わってくるとのことです。その中でも梨山高山茶、翠峰高山茶、大禹嶺高山茶はお店の一押しです。というのも、「茶ノ助」のお茶は、農薬監視のためにも張さんが自ら現地に赴き、お茶摘みからチェックしているまさに混ぜ物無しの台湾茶なのです。高山茶は標高が高くなればなるほど値段も高くなり、少量しか取れません。しかも標高は高いところで2000メートルを超えるので製作過程に立ち会う張さんも命がけなんですよ!

様々な器

様々な器

張さんによる説明の様子

張さんによる説明の様子

 「梨山高山茶(秋550元)」の産地は台中市で、発酵度が高く、天然の香りがするフルーティーな味わいです。なめらかな口当たりも特徴ですよ。「翠峰高山茶(春700元/秋600元/冬800元)」は南投産で、味はほのかに緑茶に似ています。「大禹嶺高冷茶(春950元/秋800元/冬1200元)」も同じく南投産で、ミントのような茶の樹の成分を含んでいます。世界でも魅了されていて、繊細な甘みが感じられ、高山茶の最高峰と言われているんですよ。  高山茶は、渋みがあまり感じられない特徴があります。茶葉のつやが素晴らしい旨味を出し、更に標高が高くなればなるほど、お茶の香りが消えていくのだそうです。また、製造工程が良いものほど、渋みが出ず、あまり胃を痛めません。そしてお茶に含まれるカテキン効果により、美容や認知症予防、花粉症にも効果があるのだそうですよ。また、カフェインが苦手な人や目覚めをすっきりさせたい人は朝に飲むのがお薦めだと張さんはおっしゃっていました。健康のためにもぜひこの高山茶をライフスタイルに取り入れてみてはいかがでしょうか。

 このような素晴らしいお茶にはやはり高品質の器も外せません!お茶の質は器で生かされると言われるほど、サロンでは器の質にもこだわっています。この器についてはまた次回ご紹介したいと思います。
(記者:Saori)

地図

【茶ノ助】
住所:台中市西區自由路一段106號5F-2
電話:04-2221-2285
営業時間:9:00~19:00
定休日:年中無休(要予約)
交通:台湾鉄道台中駅からタクシーで約10分
URL:https://www.facebook.com/chanosuke.tw/ 

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