2017年4月21日

台北のレトロな街歩き 赤峰街~迪化街

※台北日和の記事は遡及調査をしていないので、現状と異なることがあります。
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赤峰街の新旧交わる街並み

赤峰街の新旧交わる街並み

路地裏にある自動車部品店

路地裏にある自動車部品店

レトロな造りの欄干

レトロな造りの欄干

老式‧這樣生活舊物店

老式‧這樣生活舊物店

MRT中山駅付近の街並み

MRT中山駅付近の街並み

當代藝術館

當代藝術館

日星鑄字行

日星鑄字行

 今回は、皆さんを台北のレトロな街並みの散歩にご案内しましょう。MRT雙連駅を出発してMRT中山駅まで赤峰街沿いを歩き、太原路からはUbikeに乗って、迪化街へ到着するルートです。その昔、赤峰街は自動車部品の卸問屋や機械部品のリサイクル店が多く集まるエリアで、「打鐵街」と呼ばれていました。近年、多くの新しい店舗が進出し、機械部品の間に明るいデザインの看板がある独特な街並みが形成されています。見上げると、伝統的な家屋の石造りの欄干が並んでいて、時空が交錯したような風景を作り出しています。

 台湾のレトロな物を販売している「老式‧這樣生活」は、赤峰街に入ってすぐの所にあります。昔の台湾のレトロなガラスケースを数多く収集していることで有名なオーナーのTankさんは、かつては年代物のガラスケースを買うために台湾国内を歩き回り、その後、ガラスケースの再製技術を知るために日本へ赴いたほどの情熱の持ち主なんですよ。

 また、アクセサリーデザインショップの「Agaric Garden」、オリジナルデザインを選べる「Ferment Store」や「Everyday ware」も路地裏に隠れたオシャレなお店です。近くには、以前紹介したスイーツ店の「果昂甜品」や、「日子咖啡」「黑露咖啡」などのカフェがあり、個性的なスイーツが楽しめますよ。

 赤峰街散策の次は、南京西路の「當代藝術館」に立ち寄ってみましょう。ここでは、写真家のデビッド・ラシャペルや、蜷川実花などの作品展が開催されたことがあります。アート観賞が好きな人は、いつ行っても楽しめるはずですよ。

 太原路の路地に入ると、デジタル化の現代に、今もなお活版印刷の歴史が残る台湾唯一の活字屋「日星鑄字行」があります。まだパソコンでのプリントが普及していない時代、手作業で活字を一つずつ組み合わせて版を作って印刷をしていました。その一つ一つの活字から、当時の台湾工芸と文字の美学が感じられます。台湾唯一の活版印刷店である店内は見学の他、活字を購入することもできます。

 太原路沿いにはラッピング材料店が多く、赤峰街とはまた別の産業風景が垣間見られます。北へ向かって進み、2校の小学校を過ぎると、「蓬萊國小」の向かい側の街路樹下がUbikeのサイクルポートになっています。民生西路沿いを大稻埕へ向かう途中には、日が暮れると多くの人で賑わう「寧夏夜市」があります。

大稻埕のレンガ造りの家屋

大稻埕のレンガ造りの家屋

大稻埕の乾物問屋

大稻埕の乾物問屋

 大稻埕公園にUbikeを置いて上を見ると、一列に並んだ古い家屋が目に入ります。その中でも最も低い一棟は、赤レンガ造りで台湾の伝統ある旧家屋として残っています。大稻埕公園の傍には、開業60年の「佳興魚丸店」があります。民樂街沿いには、店頭に台湾の昔ながらの生活用品を並べたお店があり、歸綏街との交差点口まで進むと乾物問屋が建ち並んでいます。軒下に吊るされたイカの干物や大きなケースにぎっしりと入った干ししいたけ、きくらげなど、店頭に並ぶ様子にきっと目を奪われますよ。

 角にある小籠包の屋台からは蒸気が立ちのぼり、夕食前に小腹を満たすお客が後を絶ちません。歸綏街を進み迪化街に出ると、大稻埕(迪化街を中心とするエリア)は台北建城以前、商業経済には欠かせない場所であったことが実感できるはずですよ。
(記者:Amelie)

地図

【老式‧這樣生活/日星鑄字行】
住所:【老式‧這樣生活】台北市大同區赤峰街40號
   【日星鑄字行】台北市大同區太原路97巷13號
電話:【日星鑄字行】02-2556-4626
営業時間:【老式‧這樣生活】13:00-20:00
     【日星鑄字行】9:00-12:00 13:30-18:00
定休日:【老式‧這樣生活】無し
    【日星鑄字行】日曜
交通:【老式‧這樣生活】MRT雙連駅から徒歩3分
   【日星鑄字行】MRT中山駅から徒歩10分
URL:https://www.facebook.com/Old168Lifestyle
URL:https://www.facebook.com/rixingtypefoundry

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