2017年4月28日

地元っ子の秘密の美食 大稻埕甜心咖啡

※台北日和の記事は遡及調査をしていないので、現状と異なることがあります。
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お店の外観

お店の外観

黑糖卡布泡泡

黑糖卡布泡泡

自然農法台茶18

自然農法台茶18

こだわったデザインのライト

こだわったデザインのライト

不定期でアートイベントも開催

不定期でアートイベントも開催

店門口

店門口

店内の様子

店内の様子

 お店の入り口の席には部屋着を着た年配の地元のお客が世間話をしていているけれども、一番奥のテーブルにはスーツケースを持った外国人客もいるという、幅広い客層から人気のお店「甜心咖啡」は、迪化街の小さな路地裏、72巷にあります。午後になると、店内はとても賑やかで満席になってしまいます。恋愛の神様で有名な「霞海城隍廟朝」の向かいの小道に位置し、迪化街の喧騒から離れ、静かな時間が流れているこの小さなお店は、地元の人たちがお茶を飲みながらおしゃべりしてリラックスできる場所になっています。

 迪化街は、古くから台北の重要な貿易拠点で、茶葉、漢方食材、布などのお店が集まっています。近年、迪化街は台湾政府が力を入れる歴史建造物の保存エリアになっており、特色ある乾物食材、台湾らしい雑貨などもたくさんあります。現在は、台北旅行では絶対に外せないスポットにもなっており、毎日多くの観光客が絶えません。元々この地で商売をしていた「甜心咖啡」のオーナーは、地元の人たちがリラックスした気分で交流できる場所を作りたいと思い始めました。この辺りの住人は、乾物屋や食材店のオーナーが多く、みんな食のプロなので、メニュー作りや食材選びにおいては、妥協できずに苦労しました。

 メニューは、軽食、コーヒー、お茶などのドリンクがメインで、価格はどれも100~250元前後、台湾産の特色ある食材を使用することにこだわっています。「台灣味鹹蛋野菇配麵包(塩漬け卵ときのこのオープンサンド/219元)」に使用している、鹹鴨蛋(塩漬けのガチョウの卵)は、台湾の伝統ある小吃の一つで、どこでも見かけることができる食材です。鹹鴨蛋と南投縣産の数種類のきのこを一緒に炒め、全粒粉の手作りパンの上にトッピングし、サラダとグリルしたポテトが添えられ、一皿で台湾風味を存分に感じられるヘルシーなブランチメニューです。

 「黑糖卡布泡泡(黒糖カプチーノ/140元)」は、カプチーノに台湾産の黒砂糖を加え、ミルクバブルに香ばしい黒糖の香りが満ちています。口の中ですっと溶け、コーヒーの香ばしい香りと合わさり、甘くてビターな味わいが忘れられない味わいです。「甜心咖啡」の看板ドリンクです。

台灣味鹹蛋野菇配麵包

台灣味鹹蛋野菇配麵包

糖漬檸檬茶

糖漬檸檬茶

 「自然農法台茶18(台湾紅茶紅玉/180元)」は、南投縣魚池郷の自然農法で栽培された台茶18號という品種の紅茶を使用しています。別名「紅玉」「涵山紅茶」と呼ばれ、台湾茶改良場魚池支部が長年研究を重ね、地元野生品種の台湾山茶とミャンマー産の大葉紅茶を掛け合わせた新品種の台湾紅茶です。入れた時に淡いシナモンのような香りがあり、鮮やかな赤い色が美しいです。口に含むと爽やかで滑らかな甘みと、蜜のような独特の芳醇な香りがある、トップクラスの上質な台湾紅茶です。

 「糖漬檸檬茶(蜜漬けレモン紅茶/180元)」は、自家製のフレッシュレモンの蜜漬けにセイロン紅茶を加えています。レモンの甘酸っぱい香りと爽やかな味わいがサッパリとした気分にしてくれます。蜜漬けレモンにはたっぷりのクエン酸が含まれ、美容にもうれしい解毒作用や疲労回復効果が期待できますよ。

 おいしい食事やドリンクの他、「甜心咖啡」は地元の重要な文化拠点にもなっており、時々アーティストを招いて展覧を行っています。また、地元の文芸イベントなどに合わせて、入り口近くの展示も変わります。あたたかな雰囲気、真心こもった食事、にぎやかで騒がしい迪化街の中でも、「甜心咖啡」は、静かに落ち着けるスポットになりますよ。
(記者:Way)

地図

【甜心咖啡】
住所:台北市大同區迪化街一段72巷10號
電話:02-2550-2995
営業時間:10:00~18:00
定休日:月曜日
交通:MRT北門駅3番出口より徒歩約10分
URL:https://www.facebook.com/LOVEingcafe/

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