2017年5月25日

眷村の伝統から生まれた新商品 王家口袋燒餅

※台北日和の記事は遡及調査をしていないので、現状と異なることがあります。
※写真クリックで大きなサイズの画像が表示されます。

[日本語]  [中文]
お店の外観

お店の外観

店内の様子

店内の様子

招牌燒餅

招牌燒餅

斑蘭葉豆漿

斑蘭葉豆漿

店内の様子

店内の様子

蔥蛋蔥大餅

蔥蛋蔥大餅

 吳興街の小さな路地裏に位置する王家口袋燒餅は、高雄・左営エリアにある眷村(軍人村)がルーツです。台湾では誰もが知る「燒餅夾油條(焼餅の揚げパン挟み)」ですが、このお店のふっくらとした生地に、たっぷりの餡が挟まれた「口袋燒餅(ポケット焼餅)」は、左営の眷村で育った人にとっては忘れられないものだそうです。古い眷村が取り壊され、引越した後も、この味が忘れられず、遠くへ移ってもここへ来ては、ウエイティングの列に並んで、昔よく食べた眷村の懐かしい味を楽しんでいます。

 「蔥蛋蔥大餅(葱入り卵焼き大餅/40元)」は、ボリュームたっぷりの葱入り卵焼きに大餅のしっとりとした口当たりが加わっています。大餅は発酵した生地に葱を加えていて、出来立ての蔥蛋蔥大餅は、外側はさくっと中はふんわりとしていて、しっとりと弾力のある口当たりです。小麦と葱の香りも味わうことができますよ。黄金色の外側の生地には、白胡麻がまんべんなくふりかけられていて、サクッとした食感と胡麻のよい香りが楽しめます。

 お店の生地は、香りが特殊な小麦を厳選して作った燒餅用の小麦粉を使っているほか、低カロリーの植物性サラダ油と低カリウムのものを加えているのみで、その他の調味料は使用していません。そのため小麦のいい香りが感じられますよ。そして最大の特色といえるのが、冷めてもパサついたり硬くなったりしないことです。

 「招牌燒餅(看板メニュー焼餅/45元)」は、中に新鮮で甘くシャキッとしたたけのこ、弾力のある豆干(干し豆腐)、香りが鼻をくすぐる酸菜、きゅうり、ザーサイ、昔懐かしい味の切干大根、更に油で焼いたポーチドエッグとお店の創業者が大好きな甜不辣(台湾風さつまあげ)が入っています。特別な食感を持つ組み合わせのため、焼餅を始めて食べる人にぜひ味わって欲しい一品です。

 西洋料理の要素を取り入れた「藍帶燒餅(ブルーチーズ入り焼餅/60元)」は、様々な種類の香辛料を合わせた秘伝の調合と、独自の揚げ技術を採用しています。さっくり揚げた豚カツとさっぱりとした生野菜、そして最後にトッピングされたチーズの香りは、まさに中華と西洋が融合していて、舌を楽しませてくれます。

藍帶燒餅

藍帶燒餅

紅豆餡餅

紅豆餡餅

 東南アジア料理でよく使われるパンダナスは、意外にも豆乳とマッチします。「斑蘭葉豆漿(パンダナス豆乳/30元)」は、パンダナスを豆乳に入れ一緒に煮たもの。冷ましたあと冷蔵庫で冷やします。低温中では、パンダナスの甘みが自然とあらわれ、この甘みが豆乳と融合します。飲んでみるとタロ芋の香りも感じられて、南洋の風味が詰まった一杯です。

 「紅豆餡餅(小豆入り焼餅/20元)」は、厳選した屏東県萬丹産の小豆を使用しています。皮が薄く鮮やかな赤い色の小豆に、台湾特産の台糖二砂(砂糖の種類)を加えて煮ています。香料やその他の調味料は加えていません。高栄養のブラン(小麦ふすま)で作られた外側の生地はサクッとした食感です。また、つぶあんは香りもよく適度な甘さで、お店の大人気商品になっています。

 眷村の伝統的な味わいを維持し続けながら、新しいものを生み出していく王家口袋燒餅。あなたもぜひ足を運んで、「口袋燒餅」の美味しさを体験してみてください!
(記者:Hana H.)

地図

【王家口袋燒餅】
住所:台北市信義區吳興街284巷1-1號1樓
電話:02-2736-6680
営業時間:6:00-16:00
定休日:無
交通:MRT台北101駅から徒歩15分
URL:https://www.facebook.com/PocketWangTaiwan/

Loading...

▲ページトップへ戻る