2017年7月19日

コーヒーとデザートで静かな夜を 巢 nido

※台北日和の記事は遡及調査をしていないので、現状と異なることがあります。
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店内の様子

店内の様子

日本語雑誌も多数

日本語雑誌も多数

ハンドドリップの様子

ハンドドリップの様子

起司揹著起司蛋糕Cheese on Cheesecake

起司揹著起司蛋糕
Cheese on Cheesecake

カウンター席

カウンター席

レゴで作ったドリップ台

レゴで作ったドリップ台

 「巢 nido」は、市政府駅近くのマンションの二階にあり、お店にはマンション二階の呼び鈴を鳴らして入ります。店内の細長いバーカウンターは、まるでラウンジバーのよう。深夜12時まで営業していて、コーヒーとデザートが楽しめます。

オーナーのBruceさんは「以前は仕事帰りに食事をした後に立ち寄って、おしゃべりできて、夜遅くまであいているところと言えば、お酒を提供するバーしかなかった」と言います。お酒を飲まない彼からするとそれはちょっとした悩みでした。そうした思いから作り上げたのが「巢Nido」。自分のルールで、何者にも邪魔されず、深夜までいられる静かな空間です。

 お店では特別な料金設定があり、飲み物でもケーキでも、頼んだものは一品目200元、二品目は150元、三品目以降は100元で計算します。デザートもコーヒーも大切なメニューだと考えていることが伝わってきますね。台湾では最低消費としてワンドリンク必須を設定しているお店が多いですが、ここでは単純に食べたいもの、飲みたいものを楽しめますよ。

 お客の多くはデザートを目当てにやって来ます。デザートはほとんどがチーズベースで、中でもおすすめなのは「起司揹著起司蛋糕(チーズオンチーズ)」。ベイクドチーズをベースに、間に抹茶ムース、上にはレアチーズが重ねられています。7種類のチーズケーキがありますが、すべて作り方が違います。レアチーズとベイクドチーズの半分半分が合わさった味はとても美味しいですよ!濃いめのハンドドリップコーヒーがよく合い、あっという間にぺろりと平らげてしまうはず。デザートは日替わりで毎日3〜5種類の自家製チーズケーキを提供しています。その日のメニューがバーカウンターの上に書かれていますよ。

 ハンドドリップコーヒーは日本式の中〜深めの焙煎です。以前の台湾ではこのような味を出すお店はとても少なかったのですが、あるとき台湾でこの味に出合ったオーナーは、イタリアンコーヒーマシーンを売り払うことに決めました。このような味わいのコーヒーが好きな人たちは、このコーヒーを飲むためにわざわざやってきます。浅めの焙煎がブームの台湾で、独特のスタイルを確立しています。

 取材当日の「巢黑咖啡(ブレンドコーヒー)」は、ネルドリップで淹れたもので、コーヒーの風味をより豊かに感じることができました。また、カップには日本のそばちょこを使っていて、手の中でコーヒーの温度の変化を感じながら、温度とともに変わる味わいも楽しめるようになっています。

巢黑咖啡Blend Coffee

巢黑咖啡Blend Coffee

法蘭絨布濾布沖煮

法蘭絨布濾布沖煮

 お店のハンドドリップコーヒーは、もう一つ特色があります。一般的なコーヒー台は木や黄銅、またはパイプを使うことが多いですが、オーナーは、レゴを組み立てて台にしているのです。お城やロンドンタワーをテーマにレゴのハンドドリップ用の台を作っていて、カッコいい雰囲気と遊び心が感じられ、まるでオーナーのハンドドリップショーを見ているような気分になりますよ。

 オーナーはここが、お客が好きなコーヒーやデザートを見つけるだけでなく、歩みを緩め、考え事をしたり、本を読んだり、ぼーっとしたりして、ほっとできる空間になることを願っています。よく利用しているお客は、オーナーが店内の静かさをコントロールしてくることを知っているので安心して来ることができるそうです。店名の「巢 nido」に込めた、お客が「自分の場所に帰ってきた」ような気持ちになれるようにという思いを、オーナーは日々実践しているのです。
(記者:Amelie)

地図

【巢 nido】
住所:台北市信義區忠孝東路五段183號2樓
電話:02-2753-4402
営業時間:14:00-00:00
定休日:每月6、16、26日及び不定休
交通:MRT市政府駅4番出口から徒歩5分
URL:https://www.facebook.com/nidofordreamers/

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