2017年7月26日

台湾伝統のかき氷が現代風のオシャレな冷たいデザートに変身 三一花好商行

※台北日和の記事は遡及調査をしていないので、現状と異なることがあります。
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お店の外観

お店の外観

店内の様子

店内の様子

有情人

有情人

梅花點舌

梅花點舌

玉屏風

玉屏風

便箋に書かれたメニュー

便箋に書かれたメニュー

古く懐かしい雰囲気の看板

古く懐かしい雰囲気の看板

 多くの台湾人にとってちょっと高級なアイスクリームのサーティワンは、「三一花好商行」のオーナーにとっても、心の中の美しい思い出です。もし台湾版サーティーワンアイスがあったならどんな感じだろう?このような発想から生まれた「三一花好商行」は、台湾の古くからある懐かしいかき氷が出発点となり、今の世代の人々の心をも動かす冷たいデザートとなったのです。

 「三一花好商行」は、かつて中山北路二段でメロンシャーベットなどのかき氷で有名なファストショップ「三一Bloom」でした。次のステップに進むべく、1年の準備期間を経て、「三一花好商行」は2017年5月に東区大安路にプレオープン、6月に正式オープンしました。たった1~2ヶ月の間で、驚くほど美味しく、また映画のワンシーンのような光景は、多くの人がインスタグラムにアップしたくなる場所となっています。

 メニューの名称は、その多くが漢方から来ています。ただ、本当に漢方を使って作られたわけではなく、デザートの見た目や、そこに含まれる意味から連想される名前を付けたのです。かき氷にオレンジピール、ローゼル、サンザシ、梅の燻製を加えたアイスデザート系ドリンク「梅花點舌(赤い錠剤/120元)」は、酸味があり、かつ様々な味が感じられ、そのオレンジと赤が混ざった色合いは見る人を惹き付けます。アイスデザート「有情人(愛しい人/130元)」は、屏東涼山協会が作った特選天然青マンゴーから作られています。上には粉砂糖を更に細かくした粉糖が振りかけられ、そこに庭で採れたミントの葉をのせ、白に緑の色合いが暑さを和らげてくれます。また土マンゴーの甘酸っぱさとサクっとした歯応えは、ついつい手が止まらなくなってしまいます。「愛神(愛の神/140元)」は、代々伝わって来たブドウ酢、煙酒公売(Taiwan Tobacco & Liquor Corporation の前身)の特選赤ワイン、ブドウ、レーズン、かき氷から作られ、口の中は果物のフルーティーな味わいとリキュールの香りでいっぱいになります。

愛神

愛神

西西里冰咖啡

西西里冰咖啡

 「玉屏風 (玉の屏風/120元) 」は、文旦金萱から作られたアイスクリームで、甘くなく、お茶の濃厚さが感じられます。上にはローストしたキャラメル、アーモンドの粒がかけられ、お茶の味の中に甘さが感じられます。イタリアンコーヒー「西西里冰咖啡(シチリアアイスコーヒー/110元)」は、一般的なコーヒーのイメージを覆す味わいで、レモン汁、クマツヅラを加え、コーヒーの中に甘酸っぱいレモンの香りと、爽やかさが融合した暑い夏にぴったりの一杯です。

 「三一花好商行」のメニューは便箋に手書きで書かれ、食材の紹介の他、ポエムが載せられ、人々は文学青年のような静かな世界に惹き込まれます。また映画制作会社で美術に15年従事していたオーナーは、異なる年代、色、大きさのテーブルや椅子を揃え、それに合った小物や庭などで雰囲気を作り出し、それぞれが程よい味を出しています。その他にも、壁はコンクリート一色で、それぞれ異なるシンプルなインテリアでもその情緒が醸し出され、古い小物など現代風なオシャレで統一感のある雰囲気になっています。緩やかな音楽が流れ、ゆったりとリラックスできる心地よい空間は、ずっとそこにいたくなってしまいますよ。
(記者:Stacey)

地図

【三一花好商行】
住所:台北市大安路一段84巷22號
電話:02-8772-7031
営業時間:13:00-19:30(時間変動あり、Facebookにてお知らせ)
定休日:月曜日
交通:MRT忠孝復興駅3番出口から徒歩約2分
URL:https://www.facebook.com/31bloom/

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