2017年11月6日

台湾海峡上にある澎湖の離島 員貝嶼

※台北日和の記事は遡及調査をしていないので、現状と異なることがあります。
※写真クリックで大きなサイズの画像が表示されます。

[日本語]  [中文]
員貝村

員貝村

澎澎灘

澎澎灘

登山歩道

登山歩道

石筆

石筆

魚かごを高々と持ち上げる船員

魚かごを高々と持ち上げる船員

獰猛な虎鰻、金錢鰻と六斑刺河豚

獰猛な虎鰻、金錢鰻と六斑刺河豚

 台湾海峡上に、優美な景色と特色を持ち、澎湖の住民が「貝類が真っ青な海上に浮く」と称す島「員貝嶼」があります。島全体が丘陵地形のため、員貝嶼には柱状節理の玄武岩構造が発達しています。中でも「石硯(突出した玄武岩の塊)」と「石筆(海に侵食され形状が筆に似た石柱)」は際立った特色を持っています。また、東北側の崖上には「石裙(玄武岩が扇状に広がったもの)」という奇怪な景観が見られるため、ここは玄武岩自然保護エリアとなっているのです。

 「員貝嶼」の航路上には、船長が仕掛けた幾つかの”魚かご”があります。この魚かごの中には、高毒性を持つ正直愛潔蟹(キイマンジュウガニ)や猛毒を持ち滑りある金錢鰻(金銭うなぎ)、虎鰻(ハモ)、そして六斑刺河豚(ハリセンボン)が見られます。船員や船長が漁獲した魚かごを高々と持ち上げると、観光客からは大歓声が上がりシャッター音が鳴り響きます。

 「員貝嶼」は壮大な海に囲まれていて、幾つもの淡い色の海流が曲がりながら海全体を横切っています。大量の魚群をもたらし、時折何艘もの船が通ります。「員貝嶼」に沿った登山歩道を歩くと、員貝村の集落に出会い、異なるカラーで塗られた赤い色の屋根が村全体に整然と並んでいます。更に進み中央の窪地に到着すると、菜宅(畑の周りに建てられた石垣)で組み合わされた蜂巣田(農地が連なって蜂の巣に見える様子)が見られ、ここでは主に農作物の栽培を行っています。下の低い谷には、近年注目が集まっている養生製品の風茹草(別名:香菇草)が生息しており、この風茹草の高低差は海風によってうまれています。

住民に豊富な漁獲をもたらす海流

住民に豊富な漁獲をもたらす海流

廃校になった小学校と蜂巣田

廃校になった小学校と蜂巣田

 丘陵を登ると、北の方角の遠方に、新しく誕生した「澎澎灘」が見られます。海岸線の海流作用を起源とし、1986年の台風による強風で形成された砂浜だけの島です。珊瑚のかけらなどが体積して作られていて、鳥嶼と隣接しています。引き潮時は、まるで大海中にいる巨大ナマズが横たわっているように見え、面積と形状は海流の大小と方向によって常に変化しています。また、島の4分の3が危険物種「黑嘴端鳳頭燕鷗(水鳥の一種のアジサシ)」の生息地で保護区となっているため、政府は観光客による破壊を禁止しています。

 大きな引き潮時は、海面上に石板や砕けた石、珊瑚礁などで形成された浅い歩道が現れます。先住民が対外交通に歴史の意義を求めた海上の要路で「員貝嶼」から対岸の沙港村まで歩いて行くことができます。更に、潮の満ち引きがもたらす生態と珊瑚礁の景観が加わって、近年来ここは、最もホットな路線となっているんですよ。
(記者:Hana H.)

地図

【員貝嶼】
住所:澎湖縣白沙鄉員貝嶼
電話:06-993-1527
営業時間:全天候開放式街エリア
定休日:無し
交通:馬公空港から岐頭碼頭までタクシー利用、岐頭碼頭から乗船
URL:https://goo.gl/hdyUed

Loading...

▲ページトップへ戻る