2017年11月10日

澎湖諸島の北に位置する秘境の島 目斗嶼

※台北日和の記事は遡及調査をしていないので、現状と異なることがあります。
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船が停泊する堤防

船が停泊する堤防

目斗嶼燈塔

目斗嶼燈塔

目斗嶼

目斗嶼

白くきめ細かな砂浜

白くきめ細かな砂浜

サンゴ礁を紹介するガイド

サンゴ礁を紹介するガイド

玄武岩

玄武岩

 澎湖諸島の一番北部に位置し、島の形が人の目のようだということで「目斗嶼」と名付けられた島は、台湾の秘境36選の一つに数えられています。玄武岩で構成され、周辺をサンゴ礁に囲まれた、面積0.021㎢の小さなの無人島です。島に残された灯台の管理員だけが毎日ここを訪れます。

 澎湖県政府文化局の文化資産保護法により、2003年に島のシンボルともいえる「目斗嶼燈塔(目斗嶼灯台)」は歴史的建造物として定められました。日本統治時代の1899年に澎湖諸島に初めて建てられた灯台です。錆びを防ぐためホーローで作られた灯台は、外側を白黒の縞模様で塗装され、よく目立つので海での警告に役立ち、目斗嶼の堤防の端で海人たちを導いてきました。この灯台の高さは39.9メートルで、東アジアの中では最も高い灯台です。

 「目斗嶼」は様々な鉱石が集まっており、澎湖諸島でよく見られる玄武岩の他、地底から溶岩ができた時に海水で急激に冷え、六角形の柱上に固まった地形や、斑れい岩やかんらん岩が見られます。斑れい岩の大きな結晶は玄武岩を作り出し、板状の形状をしていて、風化した後に表面は黄褐色になりますが、澎湖群島の特殊な溶岩でできた岩は、ダークグレーや黒に近い色をしています。とても固い地盤で、鉱物の主成分は斜長石、輝石の斑晶、他の鉱物は玄武岩と酷似していますが、結晶が大きいため斑れい岩と呼ばれています。

サンゴ礁が見られる浜辺

サンゴ礁が見られる浜辺

透き通る海

透き通る海

 かんらん岩は深い緑色をしています。粒状の構造は主にペリドットと輝石から構成され、地表に現れた後に水と反応し、蛇紋岩と滑石に変化してしまうため、かんらん岩が見られる場所はあまり多くありません。二酸化炭素が固体状になり方解石に変化するため、地球温暖化の解決策になるとも考えられています。また、防火素材として使用することもでき、耐火れんが或いは耐火セメントを作り出すことができますが、現在は法律で採掘を禁止しています。

 目斗嶼周辺の海は比較的浅いため、太陽光が海底まで降り注ぎ、様々な海洋生物が生息しています。現在も目斗嶼は澎湖群島の北部の重要な漁場ともなっています。手付かずの自然の景色は、人為的な破壊や工業汚染を受けておらず、太陽の光が差すと、澄み切った水面の上で光がキラキラと踊っているようです。海底の世界も一望でき、日の出、夕日を鑑賞するのにもおすすめの場所ですよ。
(記者:Hana H.)

地図

【目斗嶼】
住所:澎湖縣白沙鄉目斗嶼
電話:06-9933082
営業時間:全天候開放式街エリア
定休日:無し
交通:馬公空港からタクシーにて岐頭、赤崁、後寮のいずれかの埠頭から船やボートツアーを利用
URL:http://www.phsea.com.tw/travel/index.php/%E7%9B%AE%E6%96%97%E5%B6%BC

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