2017年11月24日

レトロな日本式宿舎の雰囲気を感じよう 出出實驗坊

※台北日和の記事は遡及調査をしていないので、現状と異なることがあります。
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お店の外観

お店の外観

店内の様子

店内の様子

リラックスさせてくれる座席エリア

リラックスさせてくれる座席エリア

沙朗牛培根堡

沙朗牛培根堡

洛神蜜鬆餅

洛神蜜鬆餅

日本式宿舎の雰囲気が漂う店内

日本式宿舎の雰囲気が漂う店内

紅茶

紅茶

 日本統治時代の歴史を歩んだ台湾の各地方には、今もなお多くの日本式建築の遺跡が残っています。ある遺跡は荒廃し廃墟となり、ある遺跡は復元が行われ保存されています。文化復興への意識が台頭し、歴史の意義を多く含んだ古い家屋にも新しい命が吹き込まれ、再生されることになりました。

 「出出實驗坊」は、台東市民権里にある日本式建築宿舎群の中にあります。既に80年近い歴史を持つ古い宿舎群は、台東女子高級中学校(台東女中)の真向かいに位置し、長時間荒廃が進み退廃しかけていたところ、この宿舎を保存すべく、台東県の政府文化所が修繕費用を捻出しました。その際、「出出實驗坊」は以前の日本式宿舎を芸文展覧、地元の農産及び文化、そしてレストランを融合させ、日本の雰囲気あふれる複合式空間を造り出しました。

 店名の頭文字「出出」の由来は3つあります。1つ目は、台東は台湾で一番早く初日の出が昇り、日を出迎える「出」の場所であること。2つ目はオーナー自身が台東人で、オーナーの兄弟4人全員も一度台東を離れていましたが、この土地が造り出す文化を懐かしく思い、今では故郷に戻っています。以前は台東から出て行くだけでしたが、現在は台東の美しさを県外に持ち出していること。3つ目は、台東の旧名が「後山」であることです。「出出」という2つの字は4つの「山」という字に分解することができ、これは台東の「都蘭山」「大武山」「卑南山」「鯉魚山」という4つの山に分けられ、地元の文化を象徴しています。

 店内の開放感あふれる日本式建築内のどの座席も、私たちをリラックスさせてくれます。台東の自由でゆったりとした雰囲気をぜひ味わってみてください。軽食メニューでは、地元食材の特色が取り入れられていて、台東紅藜(レッドキノア)風味の軽食サンドイッチシリーズは種類がとても豊富です。「沙朗牛培根堡(サーロインベーコンバーガー/280元)」は、ボリュームたっぷりで、台東の特色あるフルーツで作られた紅藜ヨーグルトソースが合わせてあります。健康的でさっぱりとした口当たりなんですよ。

冰釀珈琲

冰釀珈琲

お店の看板猫「出出」

お店の看板猫「出出」

 スイーツメニューでは、特色のある「洛神蜜鬆餅(ハイビスカスハニーワッフル/160元)」がおすすめです。ふんわりと弾力のあるワッフル上に、台東で生産豊富な洛神花(ハイビスカス)で作った蜜餞(フルーツの蜜漬け)とジャムがかけられています。おそらく初めて見かける組み合わせでしょう。甘酸っぱい美味しさがハッピーな気分にさせてくれますよ。ドリンクメニューの「紅茶(ブラックティー/80元)」は、台東で有名な紅烏龍茶を使用しており、さっぱりと甘い後味が特徴的なドリンクです。「冰釀珈琲(コールドブルーコーヒー/180元)」は、コーヒーの香りが十分に漂い、適度な苦味があってまろやかな口当たりです。

 日本式木造家屋の外には芝生が広がり、そこには屋外座席エリアがあります。ソファーに横になりながら、目の前の美しい時間を楽しんでみてくださいね。また、お店の看板猫「出出」が芝生から縁側へと走り込んで来る様子は、まるでオーナーがお客に挨拶をしているかのようで、とても可愛いんですよ。台東を訪れる機会があるときは、ぜひ「出出實驗坊」を訪れて、猫のようにゆったりとくつろげる素敵なひと時を過ごしてくださいね。
(記者:NEKO)

地図

【出出實驗坊】
住所:台東市四維路1段671號
電話:08-935-5116
営業時間:月曜日~金曜日14:00-23:00 土曜日、日曜日10:00-23:00
定休日:無し
交通:台湾鉄道台東駅からタクシーで約12分 台東バスターミナルからタクシーで約5分
URL:https://www.facebook.com/chuchustudio/

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