2017年11月28日

心温まる日常 心地日常

※台北日和の記事は遡及調査をしていないので、現状と異なることがあります。
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お店の外観

お店の外観

店内の様子

店内の様子

熱桂花酒釀蛋甜湯

熱桂花酒釀蛋甜湯

草莓抹茶酒釀雪泥

草莓抹茶酒釀雪泥

委託販売商品を並べた陳列棚

委託販売商品を並べた陳列棚

台湾産手作り陶器

台湾産手作り陶器

 赤峰街の古いアパート間にひっそりと佇む心地日常は、小さな看板が掲げてあるだけで、注意して見ないと通り過ぎてしまいそうです。香港から台湾へやってきたオーナーは、一時期投げやりになっていた時期があり、ふと訪れた花蓮に心を打たれ、そこに腰を据えることにしました。小さな日本式家屋の中で「心地日常」という物語を書き始め、今年2月に台北の赤峰街に新しいお店をオープンさせることにしました。

 酒釀(酒麹)はアイディア満載のドリンクで、オーナーが祖母から受け継いだものです。上海人の祖母はお店を構えており、酒釀は祖母との思い出に不可欠な要素なのだそう。寒い日に食べる酒釀蛋甜湯(酒麹卵入りスープ)も、暑い日の酒釀雪花冰(酒麹ふんわりカキ氷)も、甘くてちょっぴり刺激的な酒釀は、日常そのもので、ほっこり可愛い存在なのです。

 濃厚でまろやかな牛乳雪花冰(ミルクふんわりカキ氷)が楽しめる「桂花蜜酒釀白玉雪花冰(キンモクセイソース酒麹白玉のせふんわりカキ氷/150元)」はお薦めの一品です。中国桂林産のキンモクセイソースがまんべんなくかけられていて、たっぷりの酒釀とお店で手作りしている湯圓(団子)との相性は抜群です。かき氷の上に、酒釀とアツアツで軟らかい湯圓をのせて食べると、口の中でホットとアイス、そして花の蜜とお酒の香りが混ざり合います。口溶けがよく、特に暑い夏にはもってこいの一品ですよ。

 台北と花蓮の心地日常の最大の違いは、台北店は季節限定のカキ氷メニューが提供されている点です。中でもオーナーが一押しするのは「草莓抹茶酒釀雪泥(ストロベリー抹茶酒麹ふんわりカキ氷/120元)」です。抹茶味のカキ氷の上にストロベリー味のカキ氷が盛られています。さらに中間には酒釀が挟んであるんですよ。ストローを差し込むと、先に抹茶、その後ストロベリーと抹茶がミックスした氷を飲むことができます。最後に酒釀を飲んだ時は、そのうまみが抹茶とストロベリーの調和によって、まろやかな口当たりに変化しています。酒釀は初めてという人にお薦めの一品です。

 「藍莓酒釀牛乳雪泥(ブルーベリー酒麹ミルクふんわりカキ氷/120元)」も酒釀初体験の人にぴったりのカキ氷です。酒釀がカップの底に敷き詰められていて、その上にミルク味の雪花氷が重ねられ、最後にブルーベリー味の氷がトッピングされています。酒釀がミルクに浸透するのを待つと甘く温かな香りと淡いお酒の香りが漂います。さっぱりとした口当たりのブルーベリーのカキ氷は絶品ですよ。

桂花蜜酒釀白玉雪花冰

桂花蜜酒釀白玉雪花冰

藍莓酒釀牛乳雪泥

藍莓酒釀牛乳雪泥

 お酒の香りが漂う「熱桂花酒釀蛋甜湯(ホットキンモクセイ酒麹卵スープ/100元)」は、たっぷりの酒釀が溶け込んでいます。手作りの湯圓、そしてポーチドエッグが酒釀の甘いスープの中に入っています。スプーンですくったときは、湯圓のへこんだ中心に甘いスープが流れこむのを待ってから口に入れてみてくださいね。オーナーは、「これは祖母の秘密の裏技なんですよ」と話してくれました。その他のカキ氷メニューと比べると、このシリーズの酒釀は風味が濃い目です。お酒だからなのか、それともどこか懐かしさを感じるからなのか、甘いスープを飲むと、心まで温まります。

 酒釀は家族との絆を強いものにし、故郷の味を受け継ぐことで人生の価値と意義を再確認させてくれたというオーナー。台湾にもしっかりと結びついています。
(記者:Hana H.)

地図

【心地日常】
住所:台北市大同區赤峰街49巷6號1樓
電話:02-2558-8695
営業時間:12:00-20:00
定休日:火曜
交通:MRT中山駅R10番出口から徒歩3分
URL:https://www.facebook.com/kokochi.kogosei/

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