蘭嶼、緑島特集

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蘭嶼基本情報

蘭嶼基本情報

 蘭嶼は台東の太平洋沖合い約75kmにあり、蘭嶼島と小蘭嶼島の2つの島からなります(この特集では蘭嶼島のことを蘭嶼と呼びます)。蘭嶼の総面積は約45平方キロメートルで、島を一周する環島公路の全長は約37kmです。急峻で起伏に富んだ地形、孤島ならではの複雑な生態系、タオ族(達悟族)のプリミティブな伝統文化など、見どころにあふれた自然豊かな島です。

 蘭嶼の人口は約3,000人で、そのほとんどをタオ族が占めます。蘭嶼はかつてタオ族の言葉で“人の島”を意味するPonso No Tauo(人の島)から紅頭嶼と呼ばれていました。現在では紅頭村、椰油村、朗島村、東清村の4つの村からなり、紅頭、漁人、椰油、朗島、東清、野銀の6つの部落があります。

タオ族(達悟族)

 タオ族は、民族学者、鳥居龍蔵博士による1879年の調査をもとに、長らくヤミ族(雅美族)と同一視されてきましたが、近年の再調査によりタオ族の独自性が認められました。タオ族はフィリピン北方の民族と共通点が多く、かつてフィリピンから渡って来たと考えられます。言語はタオ語ですが、現在では中国語がかなり通じます。また日本統治時代を経ているため、おおむね60歳以上の人は少しですが日本語を話せます。

 タオ族は台湾唯一の海洋民族で、現在でも独特のトビウオ漁や、芋を中心とした食生活など、昔ながらの自給自足をベースとした伝統を守り続けています。気候帯は熱帯に属し温暖なため、伝統的な衣服は簡単で、男性はT字型の褌、女性は腰巻状のものを羽織るだけです。伝統的な住居は地下屋と呼ばれる建物で、地面を掘り下げた半地下に建造されます。現在でもこれらの伝統的習慣が色濃く残っており、数多くの禁忌があります。

蘭嶼地図

蘭嶼地図地図をクリックすると別ウインドウに拡大表示します。

蘭嶼へのアクセス

台東空港 蘭嶼へは台東から飛行機や旅客船で渡ることができます。
 飛行機は台東(豊年)機場から蘭嶼機場まで、徳安航空が1日6便程度運航しています。小さな飛行機で定員が少ないため、早めの予約が必要です。

 旅客船は台東富岡漁港から緑島経由便などが就航していますが、定期航路はなく、また利用客の状況により運行状態が変わるなど、スケジュールを立てるのは難しくなります。所要時間は緑島経由便で約2時間30分、運賃は片道1,000元前後です。なお、台東富岡漁港は船の離発着のみで、切符の発売所は港に向かう途中にあります。運行会社によって発売所が異なるので、駅や空港の観光センターか、港に向かうタクシーの運転手にお尋ねください。

 台東(豊年)機場から台東富岡漁港まではタクシーで約30分、台湾鉄道台東車站から台東(豊年)機場まではタクシーで約10分、台湾鉄道台東車站から台東富岡漁港まではタクシーで約20分です。

(参考)2008年9月現在で、台東空港-蘭嶼空港の航空運賃は片道1,345元でした。

蘭嶼島内の交通

 蘭嶼島内にはバスやタクシーなどの公共交通機関はありません。一時期には島一周バスが運行されたこともあるようですが、基本的にはないとお考えください。蘭嶼到着後、港や空港からホテルや民宿までの交通は、ご利用の宿泊先に送迎を依頼してください。基本的に送迎は無料です。

 徒歩で島内を移動するのは現実的ではなく、移動にはレンタルバイクを使用するのが一般的です。レンタルバイクはホテルや民宿で申し込みますが、正規のレンタル業者ではないので、一般的には保険などはつかないことをご承知おきください。また、ヘルメットは用意されていません。なお、レンタルバイクを運転するには日本の小型自動二輪以上の運転免許証と中国語の翻訳文(JAFで入手可)が必要です。

蘭嶼訪問の注意点

 蘭嶼は離島である上、台湾本島とは異なる風俗習慣があります。トラブルを未然に防ぐため、訪問時は以下の点にご注意ください。

蘭嶼旅行をお勧めできない人
以下のどれかに該当する人には蘭嶼をお勧めできません。
・中国語をほとんどしゃべることができず、筆談もできない人、またはそのグループ。
・旅行スケジュールが過密な人(帰りの便が欠航になることがよくあります)。
・飲酒悪癖のある人、またはその人を含むグループ(地元民とのトラブルを招くことがあります)。
・重篤な疾病や緊急性の高い措置を要する発作などの持病がある人、またはその人を含むグループ(現地では十分な医療が受けられません)。
・未成年単独、または未成年のみのグループ。
蘭嶼旅行における諸注意
蘭嶼旅行では特に以下の点にご注意ください。
・現地の住民を撮影したり、カメラを向けたり、安易に撮影許可を求める行為はしないようにしてください。
・現地の住民がいる屋外では、風景を撮影することはなるべく控えてくだい。
・現地住民を撮影したいときは、十分にコミュニケーションをとり、信頼された上で撮影許可を求めてください。
・拼板舟(原住民の伝統的な舟)は女性は触ったり乗ったりしてはいけません(観光用のものを除く)。
・一般的な旅行用品に加え、医薬品、飲料水、日焼け止めクリーム、虫除けスプレー、消毒薬などを持参してください。
・シュノーケリングなどの海洋レジャーは、必ず現地のインストラクターに同行してください。
・天池探検はルートが整備されていません。必ずガイド同行で行ってください。
留意しておくこと
蘭嶼旅行では以下の点に留意しておいてください。
・民宿はグループの人数が部屋の定員内であれば、男女に関係なく同室が基本となります。
・基本的に民宿はダブルベッドで、シングルベッドは用意されていません。
・蘭嶼では県に届出済みの、いわゆる合法民宿はありません。
・伝統地下屋民宿はベッドはなく、虫や動物が出ます。トイレは屋外にあります。これらが苦手な人は宿泊体験しない方がよいでしょう。
・蘭嶼ではトップシーズンを除き、タクシーやバスなどの公共交通機関はありません。
・蘭嶼でバイクに乗るときは地元民はヘルメットを着用しません。レンタルバイクにはヘルメットはありません。
・レンタルバイクは正式な手続きで借り受けるものではなく、一般的に保険はつきません。
・オンシーズンは3月から9月で、7月~9月がトップシーズンです。オフシーズン(特に冬場)は休業するお店が多くなります。
・民宿のある地域でも携帯電話が通じないところがあります。
蘭嶼旅行を楽しむために
蘭嶼は特殊な立地条件のため、上記のような諸注意がありますが、これらを理解した上で訪問するのであれば、貴重な体験をすることができることでしょう。以下は蘭嶼旅行のテクニックです。
・ホテルや民宿を予約する際に到着便を知らせておけば、空港や港まで迎えに来てくれます(要確認)。
・バイクのレンタル、シュノーケリング、天池探検、夜遊びなどは、宿泊先のホテルや民宿のオーナーに申し込みます。
・天池探検はある程度人数が揃わないと催行しないことがあります。
・天池探検に行く方は、蛇や虫対策のため、長ズボンに長袖の衣服を着用し、飲料水と雨具を持参してください。
・シュノーケリングや夜遊びは、基本的に民宿のオーナーが案内するか、業者を紹介してくれます。
・島内の移動にはレンタルバイクが必須となります。シュノーケリング、天池探検、夜遊びなどはバイクで現地集合となります。
・飲料水や食料は椰油村の農会購物中心か、紅頭村の郵便局の近くにある紅頭超市で購入できます。
・島内のお店は品揃えが豊富ではないので、薬などはあらかじめ持参するようにしましょう。
・ガソリンスタンド(加油站)は椰油村に1箇所あるのみです。
・蘭嶼は熱帯に属します。特に夏場は日差しが強烈ですので熱射病にならないよう注意してください。
おことわり
今回の取材は、台風襲来直後で、天池へのルートの安全性が確認できなかったため、天池は取材しておりません。その他の取材は当社スタッフが実際に体験した上でのレポートです。なお地図は、現地の地形確認ができなかったなど、一部曖昧な部分がありますが、実用上は問題ないと思います。
リンク
蘭嶼資訊服務網 http://lanyu.taitung.gov.tw/travel/travel_e1.htm
蘭嶼郷公所旅遊資訊網 http://travel.lanyu.gov.tw/
蘭嶼民宿資訊網 http://www.lanyu.info/
德安航空 http://www.dailyair.com.tw/
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