01 神農街

台湾鉄道台南駅からタクシーで約10分 → 01 神農街

 神農街の旧名は北勢街。五條港地区の中心にある水仙宮から西に伸びた街路です。西端に神農氏を祀る「全台開基藥王廟」があるため「神農街」と呼ばれています。

 五条港は台南で最も重要な商業地区で、かつての北勢街は台湾初の貿易専門街でした。今は台南で保存状態が一番よい老街です。

 この神農街には築200年以上の家屋も数多く保存されています。家屋は全部二階建てで、一階はお店、二階は倉庫として使われてきました。これはこの街路がかつては水路で、船への荷下ろしや荷積みを二階から行っていたためです。

 一列に繋がっている家屋は壁も共同で使われています。改造やリフォームができなかったため、清朝時代そのままに保存されている家屋もあります。また日本統治時代には、正面部分を木造から石づくりに改造した家屋もありますが、清朝の飾りや模様も取り入れました。このように、中国と日本の影響を受けた時代の流れがこの街には感じられます。

 神農街と海安路の交差点にあるのは『永川大轎』神輿作りの職人の家屋です。60年以上の歴史を持ち、台南で神輿作りの第一人者。ここから神農街を進んでいくと、若者たちのために設置したギャラリー、文化保存のため設置したスタジオ、中古電気品を売る懐かしい気屋さん、昔のままの散髪屋さん、レトロなレストランなどがあります。昼間の神農街はノスタルジックな雰囲気、夜はライトアップにより、神秘的でロマンチックな街になります。いつ来ても懐かしくて新鮮な印象を受けるこの街の情景には、思わずカメラを向けたくなります。

神農街
神農街入り口
神農街
神農街
神農街
神農街のエスニックレストラン
神農街
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02 保安宮小吃

神農街から海安路を南に約500m、中正路の路地を入る→ 33 雙全別ウインドウ
雙全から約100m → 32 赤崁點心店別ウインドウ
赤崁點心店から約200m → 02 保安宮小吃

 海安路と府前路の交差点にある保安宮の前の通りは保安路といいますが、俗称を下大道といい、雑貨店や小吃店などが立ち並んだエリアです。地元の人たちに愛されているこの街の1軒をご紹介しましょう。

 「阿龍香腸熟肉」は1930年創業の老舗で、現オーナーさんは三代目だそうです。この店の看板料理は、北部では「黒白切」と呼ばれる煮込み料理です。お客さんは20~30種類の具から好みのものを選び、お店の人にスープで煮てもらった後に特製たれにつけていただくスタイルです。今回は粉腸、蟳丸、糯米腸、鯊魚肉、豬肝を注文しました。いずれも一品20元ととってもリーズナブル。

 人気の「粉腸」は豚の腸に豚肉と米の粉を入れて蒸した台南の名物で、独特の弾力が特徴です。「蟳丸」は蒸し卵のような繊細な味わいの料理です。昔はカニ(蟳)肉が入っていたためこの名前で呼ばれるようになったそうですよ。「糯米腸」は餅米入りの腸詰で、ピーナツが味を引きたてています。「鯊魚」はサメの肉で歯ごたえたっぷり。

 一般的な「黒白切」はモツ系が多いのですが、この店ではオクラ、苦瓜、茄子といった野菜メニューも豊富にそろっています。具材はスープで味付けされていますが、備えつけのタレや漬物と一緒にいただけば、よりバリエーションを楽しむことができます。ダイコンの漬物やキムチ、ほどよい塩梅の醤油タレにカラシなど、お好みで試してくださいね。ご飯(10元)や肉燥飯(15元)も用意されており、豆のスープ「黃色豌豆湯」も頼めば立派なディナーになりますよ。

阿龍香腸熟肉
阿龍香腸熟肉
阿龍香腸熟肉
阿龍香腸熟肉
阿龍香腸熟肉
阿龍香腸熟肉
店名 阿龍香腸熟肉
住所 台南市保安路34號
営業時間 9:00-21:00 隔週火曜日定休
保安宮小吃
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