鳥嶼と澎澎灘

鳥嶼08

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 「嶼」とは中国語で島の意味ですから、「鳥嶼」はその名の通り鳥の島、となります。この島の周辺は海鳥たちの繁殖地のため、元々は「鳥巣嶼」と呼ばれていたのですが、鳥の巣では人が住めそうにないイメージだとして、「鳥嶼」に改められたのだそうです。澎湖の離島の中では(澎湖自体が離島ですが)比較的人口の多い島で、主な産業である漁業では、200隻以上の漁船がカタクチイワシや小イカを獲っており、冬にはサザエの水揚げも相当あるのだとか。

 島内には4箇所の廟がありますが、そのうち港に面している「福徳宮」と、島の裏側にある「金山廟」がおすすめ。「福徳宮」は最高位の主神である岳府千歳王爺が祀られており、天に代わってその地を守ってくれています。また「金山廟」は漢王朝時代に北方からの敵を駆逐した3人の英雄が祀られていて、対峙している西北方向からの邪気を抑え付けてくれているのです。なお、金山廟までの徒歩5分ほどの道のりは、両側の島ならではの家並み(珊瑚の壁やパステル調に塗り分けられた家々)を楽しむことが出来ますよ。

 鳥嶼の港内に浮かべられたいけすでの釣りにもチャレンジしてきました。本来は釣り上げた魚をその場で焼いて食べるらしいのですが、残念ながら本日は漁果ゼロ。しかし、こんな時や魚が少なかった時のために、現地のスタッフの方はいけす到着前に、海に沈めておいた仕掛けから多量のカニや魚をゲットしておいてくれます。

※巨大ないけすは晴れた日はタグボートで外海まで曳航、係留され、観光客はシャトル船でいけすまで行きます。

澎澎灘08

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 澎澎灘は1986年の12号台風が過ぎたあと鳥嶼と員貝嶼の間に風力により珊瑚や貝殻、そのかけらや砂などが堆積して出来上がった島です。遠くから見て白い砂だと思っていたのは、実は多量の珊瑚で、また、その周囲の砂粒だと思っていたものもよく見ると、珊瑚や貝殻が砕けた破片がほとんどなのです。

 長さ約1キロの澎澎灘は潮流により大きくなったり小さくなったりしています。巨大な海竜が横たわっているようにも見えるため「活竜灘」とも呼ばれています。干潮のときは砂浜が鳥嶼と員貝近くまで伸び、両島を細い道でつないでいる様子は、まるで七夕の牽牛星と織女星のようですよ。近年は水上の活動が盛んで、休日になると水上バイクやバナナボートなど海遊びする人たちで賑わいます。

 4~7月はアジサシ類が澎澎灘に繁殖するため、澎湖県政府は全島の3/4をアジサシ保護区にし残り1/4が観光保養地になります。
※珊瑚を拾って持ち帰ることは禁止されているのでご注意ください。

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