金門酒廠

酒瓶をモチーフとした飾りが並ぶ金門酒廠の入り口。
酒瓶をモチーフとした飾りが並ぶ金門酒廠の入り口。
  • 展示の様子
  • 色々な特別な形の記念酒
  • 原料となる高粱のアップ

 金門各地を取材していると、とても広い高粱の畑の間をよく通ります。高粱が太陽の下で風に揺られているのを見ると、その姿はまるで情熱的に私達に手を振っていたり、ゆっくりと腰を伸ばしているようです。この高粱は金門の重要な作物で、もちろん高粱を醸造して作られる高粱酒は金門の名産品です。金門は独特の気候と自然の条件、さらに純粋な水質により、金門で醸造された高粱酒の香りやコクは、他のものとは比べられないほどです。

 金門酒廠の入口には、巨大な高粱酒の瓶が2本立てられており、金門酒廠の目印となっています。遠い所からでも私達を呼んでいるようで、車で酒廠に入るとすぐに熟成したお酒の香りがしてきます。私達は酒を販売している福利ビルへとやって来ました。ここの展示ボックスには各種年代ものの記念酒が展示されており、建国記念日や端午の節句などの記念酒や、台湾第十二代目の馬英九総統が就任された時の記念酒もあります。カウンターには販売されている高粱酒がずらりと並べられ、アルコール度や年代によって分けられています。酒は、熟成すればするほど良い香りで、ここの熟成高粱は一番の人気商品で、やはり値段も比較的高く、瓶も芸術的で贈り物としても自分のコレクションとしてもぴったりです。ここでは酒類以外にも、酒かすを加工して作ったフェイスパックなどもありますよ。

地図

 

葉華成古厝

金門で高粱酒を作り始めた葉華成さんの家。
金門で高粱酒を作り始めた葉華成さんの家。
  • 葉華成さんの石像
  • 高粱酒に使った井戸
  • 家の中の様子

 島の南東にある金門酒廠の近くには古厝(伝統的な邸宅)があり、その前には完成したばかりの人物像が立っています。きちんとしたスーツを着て、隣にはとても大きな高粱酒の瓶が置かれており、一目で、高粱酒と関係があるのだろうということが分かります。近付いて見てみると、それは金門高粱醸造の元祖、葉華成さんでした。1949年、金門城の自宅に金門酒廠を作り、元々は米酒を醸造するつもりでしたがうまくいきませんでした。その後、原料を高粱に換えてみたところ、意外にも香り高くコクがあり、高粱酒は金門にとって巨大な財産となりました。

 葉華成古厝の前には、当初彼が醸造に使っていた古い井戸もあり、古厝も新たにリフォームされ、展示エリアもありますが、残念なことに私達が来た時にはまだ完成していませんでした。しかし古厝の美しい風貌はもう見ることができました。金酒会社によって葉華成古厝を改装して作られた「金門高粱酒史館」は、2009年11月にオープンし、金門にまた一つおもしろい観光地が増えることになります。

地図


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