瓊林村

赤レンガが使われた伝統家屋
赤レンガが使われた伝統家屋。

 瓊林村は閩南(中国福建)地方の伝統的な家屋が残るところです。道路の左右には大きな樹が茂り、太陽の下ではコーリャンの畑が風にそよぎます。畑の中など、ところどころに防空壕が残り、かつて緊張状態があった場所であったことを知らされます。

  • 瓊林村の様子
  • 瓊林村の様子
  • 瓊林村に残る防空壕の入り口

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一門三節坊

一門三節坊
一門三節坊。村のはずれにあります。

 門の上にある、ゆるい装飾一門三節坊は、かつて寡婦となりながら身持ちを堅く守りつつ、子供や孫を育てた3人の女性を讃える記念碑です。浮彫がなんとも美しく村のランドマークとなっています。


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十一世榮生公宗祠

十一世榮生公宗祠
十一世榮生公宗祠の壮麗な祭壇。
  • 十一世宗祠大門
  • ハリの上の彫刻
  • 躍動感ある浮き彫り

 瓊林村の名前は、明の時代にこの地方から官僚登用試験の科挙に優秀な合格者を輩出したことを、時の皇帝、黃帝が称え、「瓊林」という名を与えたことによります。祠の内部には「進士」「貢元」と書かれた額が掲げられていますが、これは難しい国家試験の合格者を出したことを、一族が誇りに思っていることを意味しています。建物は壮麗で、いたるところに彫刻や浮彫がほどこされ、建物そのものが芸術品となっています。

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蔡氏家廟

蔡氏家廟
蔡氏家廟の正殿。
  • 「廉節」の教訓
  • 「忠孝」の教訓

 蔡氏家廟は、瓊林村の中心地にあります。梁に描かれた絵はとても感動的なストーリーを伝えています。蔡氏家廟の正殿は、素晴らしい扁額があり、壁には「忠孝」、「廉節」の教訓が書かれていて、中国人が忠孝、節操をとても重視していることが感じられます。

 歴代祖先の栄光が、全てその素晴らしい扁額に刻まれており、さらに中国人の祖先に対する敬意の精神が溶け込まれ、時の流れとともに、家廟と扁額は歳月の洗礼により風化してきてはいますが、昔のその立派な歴史は深く子孫の心に残されているのです。

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瓊林地下坑道

瓊林地下坑道の入り口。事務所のようになっていてチケットが購入できます。 瓊林地下坑道の入り口。事務所のようになっていてチケットが購入できます。 狭い地下坑道。中心上側にある四角の窓からは外の様子が見えます。
狭い地下坑道。中心上側にある四角の窓からは外の様子が見えます。

 ここは、民国65年(1976年)に造られた地下坑道です。村の事務室を指揮センターとして村の四方八方12ヶ所に通じており、瓊林村の防御と軍事の緊急任務の際にも利用されていました。10元でチケットを購入すると坑道を歩くことができます。

  • すれ違うのも難しい地下坑道
  • トーチカの内部
  • トーチカの外観

トーチカのすぐそばにある風獅爺 坑道の幅は、金城坑道よりも狭くて1メートルほどしかなく、両手を開くと簡単に両側の壁に触れられるほどです。少し歩いて行くとすぐに地下坑道の指揮室へ到着しました。指揮室の中には「柳暗花明世界村」の写真展が開かれており、当時の標語や資料などもあります。歩き続けると村中に繋がる緊急出入口が見えてきます。15分ほど歩くと小さなトーチカとなっている坑道の出口に到着します。出口を出るとすぐに瓊林村北方の風獅爺(金門の守り神)が私達を待ち構えて歓迎してくれていますよ。

  • 入り口とは離れた場所に出てきますのであらかじめタクシーで先回りしてもらうなどしておくと便利です。
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