翟山坑道

船を格納していた翟山坑道。
船を格納していた翟山坑道。 遠くで波が打ち寄せる音が聞こえます。
遠くで波が打ち寄せる音が聞こえます。
  • トンネル内の様子
  • 海側から奥を見る
  • トンネルを掘るときに犠牲になった人々の名前が記されている木の板

門の上にある、ゆるい装飾 今回の取材で最もインパクトがあったのが古崗湖東南方翟山の翟山坑道です。中へ入るとトンネルは果てしなく続いているようで、建設技術も今ほど進歩していない数十年前に、これだけのものを作るのに一体どれほどの時間を費やしたのだろう、 と考えてしまいます。奥まで入っていくとライトアップされた水面が見えて、ゴウゴウと音が聞こえてきます。翟山坑道は海から直通のA字型地下道となっていて、約42艘の小型船を収容することができるそう。地下道は花崗岩をくり抜いて作られていて、先ほど聞こえたゴウゴウという飛行機にも似た音は海の波が岩へ当たるときの音でした。怪しく光る水面やゴツゴツとした岩肌、当たる音など、まるで映画の1シーンのよう。これは実際に使われていた物なんだと思うと、なんとも言い難い雰囲気でした。

 よく見ると、壁には一定の距離ごとに長方形の木の板が埋め込まれています。説明をしてくれていたタクシーの運転手さんによると、この木の板はこのトンネルを掘るときに犠牲になった人々の名前が記されているそうで、一人の名前の板もあれば、複数の名前が記載されたものもあります。たくさんの板を眺めていると、数十年前に多くの人が工事にたずさわり、血と汗のにじむような苦労をして完成したこのトンネルがとても崇高に思えてきます。

翟山坑道

  • 電話:(082)313-241/313-275
  • 開放時間:8:30~17:00 休館日:大晦日
  • 坑道に入れるのは100人まで。人数が多い場合調整があります。
地図


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