慈湖三角堡

3角形をした慈湖三角堡。
3角形をした慈湖三角堡。
  • 慈湖三角堡の様子
  • 月見草
  • 砲弾のかけら

 慈湖の西側にある慈湖三角堡です。三角堡とはトーチカのことで、橋を渡ってトーチカの中を見学できるようになっています。近くの空き地には戦車や、アーティスト沈遠の作品「喇叭茶」も展示されており、かわいらしくペイントされたトーチカやユニークなアート作品が、軍靴の時代は遠くにいってしまったことを象徴しています。

 草むらに咲く可憐な月見草の間に砲弾のカケラを発見してしまいました。よーく見ないと、松ぼっくりと勘違いしてしまいそうですよ。

地図

 

金城民防坑道展示館

金城の地下に張り巡らされている民防坑道。
金城の地下に張り巡らされている民防坑道。
  • 展示館では坑道の位置が確認できます
  • 坑道の様子
  • 弾薬を置いていたスペース

金城民防坑道 金城車站(バスターミナル)の2階にある金城民防坑道展示館では、坑道を使っていた時代を体験することができます。観客は展示館でガイドの説明を聞いた後、ヘルメットをかぶって40分の坑道ツアーに参加することができます。坑道は戦時中に金門の自警団が掘ったもので、暗くて狭い坑道を歩いているだけで当時の人々のたいへんさを感じることができます。アリの巣のように複雑に入り組んだ坑道には地下指揮所、厨房、弾薬室などがあり、設計技術に感心してしまうことでしょう。途中には着弾の轟音を体験できるスポットもあります。

金城民防坑道展示館

  • 電話:(082)321-547/(082)372-219
  • 入口:金城バスターミナル、出口:金門高中
  • 坑道全長1285m,歩行時間は約40分
  • 開放時間:10:00~21:30
  • 入り口とは離れた場所に出てきますのであらかじめタクシーで先回りしてもらうなどしておくと便利です。
地図

 

馬山觀測站

馬山觀測站の入り口。
馬山觀測站の入り口。 赤レンガが使われた伝統家屋
「還我河山」という4つの文字
  • ガラスが埋め込まれた岩
  • 上陸を防ぐ防衛柵
  • 対岸の中国大陸が見えます

 馬山観測所は、金門最北端の突出部分に位置し、対岸の福建省の角嶼・大・小灯島との距離はわずか2キロメートルの場所にあります。金門の中で最も中国大陸に近い場所であり、国民党と共産党が対峙していた時期には、常に対岸の動静を観察し、宣伝活動をする軍事要衝となっていました。

 馬山観測所近くの海岸をよく見てみると、海岸にほど近い海中に太くて黒い棒状の物が埋まっています。さらに海辺の岩の上にも太陽の光でキラキラと輝く物があります。海中の太く黒い棒状の物は、軌條砦と言い、国民党と共産党が対峙していた頃、共産党軍が上陸してこないようにするため、レールを棒状に切り、コンクリートで海上に固定して防衛柵を作り、敵の船が接岸できないようにしたものです。そして岩のキラキラ輝く物は、岩に入り込んだガラスの破片で、夜に上陸してくる共産党軍に前に進めないようにするためのものだったのです。今では戦うという状況ではなくなっていますが、軌條砦は今でも海上にその姿を残しており、金門の北岸を守っているのです。

 馬山の歩道を歩いていると、木々は空高くそびえ立ち、午後の太陽の光が木々の間を通り抜けキラキラと輝き、鳥達の声と一緒に、とてもゆったりとした気分を感じます。道の突き当りには、「還我河山(私たちの山や河を返せ)」という4つの文字が大きく目立っており、ここはかつて、すさまじい歴史があったことを思い起こさせます。更に歩くと、馬山観測所が目の前に現れてきました。そこはまた地下坑道となっており、その軍事性と秘密性が十分に分かります。坑道を歩いていると、小さな声でもこだまし、まるで壁にはスピーカーが設置されているかのようです。この坑道はあまり長くはなく、3分ほどで尖端の部屋に到着しました。今では望遠鏡が置かれた観光スペースになっていて、対岸にある大燈、小燈、角嶼、大伯、小伯島がはっきりと霧の中に現れます。対岸の建築物や人が歩いている姿まではっきりと見えます。

地図


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