日月潭古早味野菜餐廳

地図 日月潭の最高級魚「總統魚」とは、本当は「曲腰魚」というちょっと悲しい名前の魚。コイの一種で、体調は30~50cmほどになる。かつての台湾総統の蒋介石がこの魚の大ファンだったということで、「總統魚」という立派な名前がついたとか。日月潭で出される總統魚は、日月潭の天然もので、漁獲量も少なく高価になっている。

 基本の調理法は蒸しで、蒸した魚をスープの入った皿に載せ、コンロと共に供される。コイ科の魚だが臭みがなく、身は白くて柔らかでクセがない。ただ一つ注意しなければならないのは、小骨が多いこと。この小骨の多さには少し辟易させられるが、それも一筋縄ではいかないよという、總統魚なる所以か。


日月潭古早味野菜餐廳日月潭古早味野菜餐廳

南投縣魚池郷水社村中山路135號
電話:049-285-5520
10:00-22:00

店頭の水槽店頭の水槽

 店頭には水槽があり、總統魚や土鯛魚が泳いでいる。ちなみに、注文を受けてから水槽から魚を取り出すのではないので、この水槽は一時保管する場所兼ディスプレイのようだ。

阿薩姆紅茶鶏湯阿薩姆紅茶鶏湯

 台茶8号とは日本統治時代にアッサム地方から台湾に移植された紅茶のことで、台湾では「阿薩姆紅茶」と呼ばれる。その紅茶を仕込んだチキンスープがこれ。紅茶のほのかな香りが爽やかで、夏に相応しいあっさり系のスープに仕上がっている。

涼拌半天花涼拌半天花

 ちょっと引きそうになるビジュアルだが、これは半天花のサラダ。半天花とは檳榔花のことで、檳榔の実がなる前に収穫して茹でたもの。これにお約束の甘いマヨネーズがかかっている。写真奥の山菜はスイートチリソースで食べる。冷たいサラダは夏の定番だ。

台湾料理いろいろ台湾料理いろいろ

 このお店では一般的な台湾料理のメニューも多い。写真手前は、これも南投県特産の筍を炒めたもの、写真奥は黒豚の薄切り肉を炒めたものだ。總統魚は量を食べられるものではないので、グループで1尾で十分。それで、もう少し何か食べたいと思ったら、こうした料理を注文すればよい。チャーハンなどもある。

日月潭古早味野菜餐廳日月潭古早味野菜餐廳

 店内はいたって庶民的。値段もリーズナブルで、家族で日月潭観光にやってきたお客が多い。しかし總統魚は高級魚なので、1尾800元程度と考えておこう。なお、値段は魚の重さで変わる。