秋惠文庫








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レトロ台湾へタイムスリップ

 旅は文化の違いや、国と国との繋がり、歴史を知る事のできる良い機会です。秋惠文庫はそんな文化について深く感じとれる事ができる喫茶店です。お店は外観からは一見歯医者さんにしか見えないビルの3階にありますが、エレベーターはまさにタイムマシーン。扉が開くと、そこはタイムスリップした昔の台湾です。

 オーナーの林さんは、もともと日本に留学経験のある歯医者さんでした。留学していた『神田保』の古本屋さんには、たくさんの日本と台湾の繋がりや歴史に関する本があったそうです。当時は、その本にそれほど大きな興味は抱いていなかったそうですが、台湾在住の日本人の友人に『台湾らしいものを見たい』とリクエストされた際にふと気付いたそうです。当時の台湾には故宮博物館等の博物館やレトロレストランしかなく、本当の台湾の生活を見せる事はできないと言う事を。

 その出来事をきっかけに林さんは古物の収集を始め、収集に費やした年月は10年に及びます。そして収集した物品数は1万点以上、古いものは1670年、新しいものは20年程前のものになります。この収集物は、遠くはヨーロッパ・アメリカ、そして日本、台湾から集めてきた宝物です。林さんは「古物コレクションには縁が必要」と語ります。今もなおこの縁により品物が増え続けているそうですよ。

 ここには日本統治時代の品もたくさんあり、日本ではお目にかかれないようなポスターなど貴重なものがたくさん眠っています。『台湾へ来て、日本を知る』そういった感覚におそわれました。台湾のたどってきた歴史や、日本と台湾の繋がりを深く知ることのできる秋惠文庫に少し足を止めてみるのも価値のある時間ですね。オーナーの林さんが店内に居る時間であれば、日本語で様々な古物を解説してもらえますよ。

 店内では卡布奇諾(カプチーノ/120元)をはじめとしたドリンクが注文可能です。見学だけなら無料ですが、できればお店存続のためにも、なにか注文して収入の助けになってあげてください。

住所 台北市大安区信義路2段178號3F
電話 02-2351-5723
営業時間 11:00~19:00
定休日 月曜日
座席数 15席
予約 不要
言語 中国語、日本語(オーナーの林さんが居る時のみ)