台14線で合歓山へ

 

合歓山(東峰)

合歓山東峰
合歓山東峰

 花蓮県と南投県との県境にある合歓連峰は、主峰(3,416メートル)、東峰(3,421メートル)、北峰(3,422メートル)、西峰(3,144メートル)、石門山(3,236メートル)、合歓尖山(3,217メートル)、石門北峰(3,278メートル)の七つのピークからなり、そのうち五つの山が台湾百名山に選ばれています。別名「雪郷」とも呼ばれ、台湾でもっとも雪が降りやすい山です。かつて合歓山は、登頂に三日かかるほどの難しい山でしたが、台14号が開通したことで、標高3,275メートルの武嶺駐車場まで車で楽に登れるようになり、家族で行ける気軽なハイキングコースとして人気のレジャースポットになっています。

スキーリフト乗り場の跡
スキーリフト乗り場の跡

 合歓東峰は合歓連峰のなかで二番目に高い山です。おすすめの登山口は滑雪山荘横の合歓山東峰登山口。松雪樓を過ぎると木の桟道が見えてくるので、桟道に沿って登れば歩きやすいですよ。緩やかな山で、約1時間程度で山頂に到着します。日本統治時代にはスキー場があったそうで、登山道の途中にはリフト乗り場の跡が残されています。

 頂上からは合歓連峰、奇來連峰、南湖大山、中央尖山が望め、晴天の日は玉山まで見渡せます。ニイタカヤダケが山の斜面を覆うように群生しているほか、毎年5、6月には山いっぱいに咲き乱れるピンクの玉山ツツジの花の海が楽しめます。

 ちなみに、松雪樓は当初、蒋介石の別荘として建てられたもので、一般公開されたのは1969年から。1996年に拡張工事がおこなわれ、現在は西洋風の豪華な建物に生まれ変わっていますが、今でも蒋介石が使った龍と鳳の椅子が保存されています。

合歓山ビジターセンター
合歓山ビジターセンター
合歓山ビジターセンターの内部
合歓山ビジターセンターの内部
宿泊もできる松雪樓
宿泊もできる松雪樓

滑雪山荘
滑雪山荘
ビジターセンターから見た合歓尖山(左)と石門山(正面奥
合歓尖山(左)と石門山(正面奥)
合歓尖山の山頂
合歓尖山の山頂



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スポット名
合歓山東峰
住所
南投縣仁愛郷
登山道入り口までのアクセス
台湾高速鉄道台中駅からタクシーで約2時間20分


石門山

石門山の山頂
石門山の山頂

 合歓連峰の中でもっとも登りやすいといわれている比較的なだらかな山です。登山口から頂上までは約700メートル。歩道は整備されていて歩きやすく、ゆっくり歩いても30分で頂上に到着するので、ビギナーでも気軽に大自然が堪能できるハイキングコースとして人気があり、休日は多くの登山客でにぎわいます。頂上からは、近くに奇萊北峰、奇萊主峰、天気がよければ、遠くは南湖大山、中央尖山まで一望できます。撮影機材を持って登るのも比較的楽なので、山岳写真家にも人気があるスポットです。視野が開けていて、日の出観賞には絶好のポイントだそうですよ。また、春から夏にかけては、玉山ツツジや阿里山リンドウの開花期で、緑に映える花々が鮮やか。秋冬は、黄金色のニイタカヤダケや玉山イブキが登山道を詩的に彩ります。

 石門山の名は、日本統治時代の1935年に、日本人が合歓山越えの登山道を整備した際、山の北側にトンネルを作り、「石門」と名付けたことに由来しています。このトンネルは、台14号線の支線である霧社支線建設の際に壊されており、現在は風穴になっています。そのため強風が吹くので、通行するのに苦労するという意味で「克難関」と呼ばれてるんですよ。

石門山登山用の駐車場
石門山登山用の駐車場
石門山の登山道入り口付近
石門山の登山道入り口付近
山々を眺める人々
山々を眺める人々

石門山登山道
石門山登山道
石門山登山道
石門山登山道
松雪樓と滑雪山荘
松雪樓(中央)と滑雪山荘(左)

合歓山ビジターセンター
合歓山東峰と合歓尖山方向
合歓山主峰
合歓山主峰
登山道は穏やかな道が続きます
登山道は穏やかな道が続きます

合歓山でよく見られる高山杜鵑
合歓山でよく見られる高山杜鵑
石門山登山道
石門山登山道
山頂付近から見た武嶺方向
山頂付近から見た武嶺方向

山頂付近の登山道
山頂付近の登山道
石門山登山道
石門山山頂
山頂付近から見た武嶺方向
奇萊主山。台湾で最も登頂が難しい山で、気象条件の悪さや死亡事故の多さから黑色奇萊とも呼ばれます。



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スポット名
石門山
住所
南投縣仁愛郷
登山道入り口までのアクセス
台湾高速鉄道台中駅からタクシーで約2時間20分


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