合歓山主峰と東峰の間の鞍部にあたる、標高3,275メートルの地点。台湾一標高が高い国道として有名で、標高を示す石碑が人気の撮影スポットになっています。駐車場の一角に360度見渡せる高台があり、そこから合歓山の山々、奇莱山、南湖大山などを望むことができます。また、この辺りは野鳥が多く、バードウォッチングにも最適。立派な望遠レンズがなくても、間近に鳥の姿をとらえることができますよ。
雪の季節には屋台が出て、雪見登山客でにぎわうほか、4~6月には、天気がよければ南十字星が観察できるのだとか。このほか、日本統治時代には、日本軍と山地原住民のタイヤル族が激戦を繰り広げた場であるなど、歴史的意義もあるスポットです。