台北遊透隊 
調査報告書 No.43

ノスタルジー台北 
艋舺を巡る

年に一度のビッグイベント「艋岬青山祭」

龍山寺 龍山寺

 祭り前の2日間は「神明暗訪」と呼ばれ、夜にこの世とあの世の幽霊たちを探し一掃するため、この辺りは安心に包まれます。青山王は艋舺の司法の神と呼ばれ、毎年末、夜に霊たちを偵察するため、この辺りの路地には赤ちょうちんを灯し、青山王と他の神を迎えます。毎年夜までにぎやかにお祝いをして、また青山宮にお参りに来ます。

龍山寺 龍山寺 龍山寺

 正殿と後殿の屋根は歇山重簷式で造られ、殿内の螺旋藻井は一切釘を使用せず、斗栱を互いにはめ込んで作られており、古典的な儒教と道教の廟の造り方になっています。正殿には観世音菩薩、後殿は学問の神様である文昌帝君、安産祈願の註生娘娘、縁結びの神様月下老人など、20以上もの神を祭っており、毎日多くの参拝者が訪れ、線香やろうそくの火が絶えることなく、パワースポットとしても有名です。

艋舺清水巖祖師廟 艋舺清水巖祖師廟

 最後の1日は「正日遶境」と呼ばれ、神明暗訪担当チーム以外にも、さらに他の台北エリアの北管軒社という音楽隊の演奏や、他の神々を廟に招き、各お寺の華やかな旗を展示します。それぞれのお寺ごとに違った趣が見ることができますよ。青山宮から派生した歴史の最も長い鳳音社は文武判官、義安社、義英社という神を祭っていますが、どちらも范謝將軍で服装などは大きく異なります。義英社の範謝将軍は日本の博覧会のショーにも登場したことがあり、義安社の大爺二爺はかっこいいもみあげと肩を組んで一緒に歩き回るのが大きな特徴です。伝統文化が好きな方は絶対に逃すことができないポイントですよ。

艋舺清水巖祖師廟 艋舺清水巖祖師廟

 ここ2年ほど、若者たちも次第にこのような伝統のお祭りに参加するようになり、伝統に新しい文化の要素を加え始めています。お祭りに合わせてミュージックフェスティバルを催したりして、更に多くの人たちに100年以上もの歴史を持つ台湾伝統のお祭りに興味を持ってもらえるようにと工夫を凝らしたりしています。

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