龍羽老師の台湾開運の旅|台北遊透隊|旅々台北

  • 店名:
  • Together@永康街
  • 住所:
  • 台北市大安區永康街7巷25號
  • google.map
  • tel:
  • 02-2393-3628

”喫茶店”の想い出

私がお気に入りのカフェは、あの小龍包で有名な鼎泰豊のすぐ近くにあるtogether@永康街という店だ。店の雰囲気とかメニューとかに手作り感があって、すごくあったかいのよね、ココ。で、ここの2階席が私の定位置。

私は若い頃(昭和の時代)、喫茶店に行くのが好きだった。あの頃は格好つけてサテンなんて呼んでいた。喫茶店で何時間も友達とおしゃべりに講じたり、一人で読書にふけったり・・・お店によってコーヒーの味が違うのはもちろん、トーストでも微妙に違うのよね~店のオーナーの色っていうのかな、そういうのが、お店ごとにあって、喫茶店を使い分けていた。だいたい、男性と知り合ったら、つきあい始めの最初のデートって、喫茶店に行くことからスタートだったよ、私の時代は・・・(遠い目)。それなので、喫茶店はコーヒーやケーキだけではなく、音楽やコーヒカップ、インテリアなどの雰囲気をも楽しむところだった。

ところがいつしか喫茶店そのものが街から姿を消しちゃった。チェーン展開しているセルフのお店がはびこり出し、街の喫茶店ってあまり見かけなくなった。こうなると、全国どこに行っても大手のおなじみの店ばかりで、味も雰囲気も同じでちっとも面白くない。まぁ、時代流れなのかなぁ~なんてちょっと寂しく感じていたんだ。

ところが最近、カフェなんていうものが流行り出したよね。私が思うにこれって、名前はカフェだけど、昔の喫茶店と同じじゃない?まぁ今どき喫茶店なんていったら、若い子に笑われるけどさ。お店ごとにオーナーの趣味とかこだわりみたいなものが見え隠れして、自分と波長の合うお店だと、ついつい足が向いてしまう。まさしく私が若い頃長い時間を過ごしていた喫茶店が、名前も雰囲気もオシャレになって帰ってきた、って感じよ。おかげで、喫茶店好きの私としては、歓迎の流行なのだ~。

おかげさまで台湾にもこのカフェがここ何年かでアチコチにでき、ちょっとしたブームなのよ。行列が外まで出来て、カフェに入るのに2時間待ち、なんてアホみたいな店もあるくらいだ。中には予約必須ってところまである。そこまでしてカフェに入るか?と思うのは、私がオバサンだからなのかな? だって好きな人ととりとめないお話をしたり、一人で読書したりするための場所、それが喫茶店、いや、今のカフェなので、並んでまでは行きたくないよね。

幅広いメニューが必須

さて前置きが長くなったけど、このtogether@永康街ではフレーバーティを注文すると瓶に入った茶葉を持ってきてくれるので、自分でクンクンしてから好きな香りを選べるのがイイ。この日私が選んだのは「各瑞納達」(Granada)というフレーバーティ。

パパイヤ入りのフルーツティでほんのり甘いけど、あっさりしていて、暑い台湾にぴったりだ。これにドライフルーツ(パイナップルとかオレンジなど)がサービスでつく。それにしてもグラスのデカいこと。気前がイイと言うか太っ腹と言うか・・・また、コーヒーの類をチョイスすると、ミニマカロンを付けてくれる。この添え物のドライフルーツもマカロンもこのお店の手作りよ、こだわりを感じるでしょ~

また、お腹が空いているときには、「香草鶏肉怕尼尼」(ハーブチキンパニーニ)なんか悪くないかも~? 秘伝ソースのチキン、大きいきゅうり、トマト、バジルが、入っていてボリューム満点。しかし、この秘伝のソースは、なにか台湾っぽいものが入っているのよ、日本にはない味が(笑)!

なので、見た目はパニーニだけど、どことなく台湾風、なのがウケる~。軽食メニューは多くはないけど、注文を受けてから作るので、出てくるまでにかなり時間がかかる。せっかちな人にはこういう喫茶店は向かないかも。

気になっていたハニトー

私は永康街をブラブラした後、ここに立ち寄って軽く読書したり、iPadでメールチェックしたりするので、だいたい一人なんだけど、いつかココで挑戦したいことがある。それはね、ココの名物の「草苺恋曲蜜糖吐司(ハニートースト)」を好きな人と一緒に食べること。これ、写真で見てもらうとわかると思うけど、かなりのボリュームな上に、一気に血糖値が上がっちゃいそうな感じでしょ? とてもじゃないけど一人で食べられる量でもないし、ココでオバサンが一人でこんなもんを食っていたら、かなりイタイよね。

いつも横目で若いカップルが「これどうやって食べるのぉ?」なんてキャッキャッ言いながら楽しんでいるのを見て、一度食べてみたい、と思っていたのだ。今回は取材と言うことで、特別にオーナーさんが出してくれ、食べ方(解体方法?)まで教えてくれたんだけどね。せっかくオーナー自ら上手な食べ方を教えてくれたのだから、いつかは好きな人に器用に取り分けてあげて、キャッキャッとまではいかなくても、キャーくらい言いながら、食べてみたいものだわね。

決して大きなお店ではないけれど、その分アットホームでオーナーの色がしっかり出ているtogether@永康街。もちろん今風でおしゃれではあるけれど、ここは私の若い頃、そう、昭和の喫茶店の精神をしっかりと引き継いでいるような懐かしさがある店なのだ。

今の時代、セルフでコーヒーを提供しているチェーン店とか、あまりに斬新すぎたり若い子ばっかりだったりで、なかなかゆっくりと落ち着いてお茶できる場所って少ないよね。その少ないうちの一つが、ここtogether@永康街。 観光で台湾にいらした方も、永康街界隈でのショッピングに疲れたら、ちょっと立ち寄ってみては? きっと、ホッとできることと思うよ~